日本中にかなりの数に登ると思います。
買ってきたPCの中に入ってりゃ、そりゃ使うでしょうよ。
会社のPCに入ってなけりゃ、
そりゃ家から持ってきて入れるでしょうよ。
#筆者はやったことはありませんが。
それはマイクロソフトが望んだことでしょう?
プロダクトアクティベーションとか今更何をやってるやら。
しかし現実問題、ワードもパワーポイントも、
「画材」としてしか使ってない人が殆どでしょう。
従来まで「紙」でやっていたことを、
そのままワードやらパワーポイントやらで続けようとします。
日本人の場合は「帳票」って奴があるらしく、
キレイに罫線を引いてレイアウトした「帳票」に
ギチギチに文字を書き入れるのが美徳です。
上司の承認印をもらう欄も忘れちゃいけません。
電子化しようとしても、「帳票」からどうしても離れられません。
ワードでは罫線でのレイアウトがやりにくいので、
エクセルを使う人はかなり多いです。
しかしエクセルは、ページの概念が希薄なので、
「ページ」の代わりに「シート」に分けて書きます。
めくるのが面倒くさいんですけど。
それに文字を入れるときは「罫線を避けて」書かなきゃならない。
正直、MS-DOSの「ワープロ」に戻った心境です。
皆さん、よく平気な顔してやってるなと思います。
おっとイケネエ。はみ出しちまった。フォントサイズを縮めて、っと。
これで入った。
貴方が資料を作るために、パワーポイントと向かい合ってる時間の殆どは、
レイアウト調整に明け暮れてることでしょう。
手書き時代より、キレイに仕上がる。それだけです。
手間は、下手すると増えてるかもしれませんね。
強調しておきます。
「資料を作る」のは手段であって、目的ではないはずです。
あくまで、打ち合わせなり、顧客への説明のため、のはず。
でもパワーポイントに向かい合ってるウチに、
ページ数を増やさなきゃいけない気になってくる。
綺麗に作りたくなってくる。
目的脱線、と呼ぶことにしたい。
帳票にこだわってる事自体も、業が深くてアレですが、
清書ツールとして、エクセルやらワードやらを選択するのも間違いです。
ワードは文章を書くためのもの。
例示するなら、小説を書くためのもの、
と言い換えてもいいかもしれません。
小説に罫線は使いません。
故に罫線が使いにくくてあたりまえです。
エクセルは表計算のために使うものです。
セルには、数字あるいは品名を入れるものです。
そこに文章を入れる日本人が悪いのです。
結論として、「清書」ただそれだけのために、
不適切なツールを使って、苦労を増やしている。
手段(書類作成)のための手段(清書ツール)ですからね。あくまで。
仕事を増やす仕事に絶望した!