フツーに運用するだけで、
勝手にバックアップ(厳密にはスナップショット)を取ってくれるという
便利この上ないファイルシステム。
linuxでだけ稼働します。まあ役得でしょう。
うち1パーティションを、xfsに移すことにしました。
数百MBオーダのファイルの取扱いが苦手っぽいのと、
パーティションが100%近くなってきたのが理由です。
新しいドライブを買ってきてxfsでフォーマット。
とりあえず機械的に移動開始。
find . -type d -exec mkdir /NEWPARTITION/\{\} \;
find . -type f -exec mv -v \{\} /NEWPARTITION/\{\} \;
その過程で、弱った事態が発生。
nilfs2は、パーティション(の)ルートに、
".nilfs"というファイルがあるのは
使ってる人ならご存知だと思いますが。
/.nilfsをmvしちゃったから、アラ大変。
どうやら、ガベージコレクションも止まっちゃう模様。
100%に成る前なら、手動で、"/.nilfs"を作成すれば済む話ですが、
成っちゃったら、最後
という、それはそれは恐ろしいスパイラル発生。
使ってる人ならご存知だと思いますが。
- 消せます。
- しかし、削除すると、lscp等が動かなくなります。
/.nilfsをmvしちゃったから、アラ大変。
どうやら、ガベージコレクションも止まっちゃう模様。
100%に成る前なら、手動で、"/.nilfs"を作成すれば済む話ですが、
成っちゃったら、最後
- .nilfsを作成できない
- .nilfsが無いので、ガベージコレクションが稼働しない。
- ガベージコレクションが稼働しないので100%のまま。
という、それはそれは恐ろしいスパイラル発生。
そんなに大事なら、何らか救済処置が必須だった筈。
- 削除できないようにしておく
- mountしなおしたら勝手に復活
仕方がないので、rsyncで、不足ファイルをコピー中。
もう、移転は最後までやり切っちゃうしかありません。
完全に後に引けなくなりました。
結論として、
容量ギリギリまで使っちゃいそうなパーティションには、
nilfsは使っちゃ駄目!ということになっちゃいそうです。