2013年6月3日月曜日

ケリ姫スイーツは、アングリーバードのパクリに見せかけて実は

そんな訳で、ケリ姫スイーツ。

https://itunes.apple.com/jp/app/keri-jisuitsu/id547197684?mt=8
http://www.gungho.jp/kps/https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gungho.kerihimequest2

レベル50には一応成りました。ハマってるというほどでもなく、暇つぶしの一環ですね。

本作はアングリーバードのパクリに思われがちですが、全然違います。

端的に言えば、「空振りも戦術のうち」というところでしょうか。

アングリーバードは、命中精度と反射のみで倒します。当てれば即死してくれますが、外したら完全に弾の無駄です。逆に、豚も反撃をしてきません。

しかし、本作では兵隊を射出というか、蹴りだします。アングリーバードよろしく、そのままぶつけてもよし。また激突前なら任意のタイミングで攻撃行動に移ります。

射出操作はあんぐりーバードと同じ「フリックで引っ張る」ですが、攻撃発動はタップ。タップでスキル発動だからタップスキルと呼んでるらしい。 概ね範囲攻撃が発生します。そして着地するとそのまま残留。生きてます。次の兵の攻撃終了後、続けて追加攻撃を始めます。


次のターンで急所を狙わせるため、あえて空振りして着地させるという戦略も取れます。下方向に強いキャラ、上方向に強いキャラ、等々、ステージ先に進むと奈落があったりするので、あらゆる意味で、着地場所にも気を使わなければなりません。


しかし、ターンの最後には、ターゲット側の攻撃があります。とはいえ、一発では死なないし、回復手段もあるので、キャラクタそれぞれに一定の愛着が沸きます。


ボスに限らず、体力は結構高いので、急所を積極的に狙う必要があります。発射直後の体当たりでもいいですが、モーション攻撃を使った方が狙いやすいでしょう。 複数の敵が居る場合は、キャラのモーションやら移動距離やら攻撃範囲やら計算して、手前から各個撃破していくとか、奥から攻めるとか。

こういった攻略の幅の広さが持ち味ですね。

巨大化したキャラの攻撃が、全弾クリティカルになったときは、「よくやった!」と言ってしまいます。

ズーキーパーをパクった(ですよね??)パズルドラゴンといい、ガンホーは他社製品をパクって自社製品に消化するのが上手いですね。素直に関心します。

これをパクリと呼ぶのは頭が悪い。オマージュあるいはリスペクト、と言っていい代物です。

剣士のジャンプ斬りだけが壁を崩せたり、弓兵の矢だけが射程無限だったり、執行者の隕石群が天井に阻まれたりとか、特定の兵種が万能になりすぎないような工夫もあるようです。
とここまで考えて、セガ昭和の名作、ゲイングランドを思い出しました。

http://vc.sega.jp/vc_gground/

とは言え、追加の兵種はガチャでしか出てこないし、やたら確率低いし、それ用のチケットは無料攻略では枚数に限界あるしで、あーこの辺りが無課金の限界かと。続けるなら、チンタラやったほうが良さそうだ。

チュートリアルで魔導士を、この週末の「確率×2UPキャンペーン」でスナイパーを当てて、気が済んできました。サムライとかは欲しいけど、絶対でもないし、そうまでしてクリアしたいかって言うとよく判らないし。

あと、本作は、大型タブレットでやるより、やはり中型タブレット或いはスマートフォン向きのデザインですね。メニューが多階層で、装備換装+強化を行き来する操作が面倒です。