2010年4月1日木曜日

プログラマはイライラしています

プログラマは基本的に、イライラする商売です。
なにしろバグりますから。
バグらなければ、それはそれは気持ちよく仕事が出来ます。
でもそれはあり得ません。人間のやることなんで。

もちろん、プログラマだけがイライラしている訳ではありません。

例えば、営業の方もイライラするでしょう。
しかし、プログラマのそれは質的に違います。
バグらせてるのは自分なので、憤りのやり場がない。
「あの馬鹿野郎」とか言えません。馬鹿野郎なのは自分です。
これは辛いです。

気を紛らわせる必要があります。今すぐに。
昼休みを待っている余裕はありません。

筆者的には、BGMを流しながら、がかなり効果があります。
バグってもイラつかなくなります。何ででしょう?

開発には、感情は要りません。マシーンになるのです。
それがプロってもんです。
もちろん、そんな訳にはいきません。人間ですから間違えます。

そこでBGMで、余ってる感情を「消費」するわけです。
どうせ余ってるし、また増えますし。

だろう、と、自分では思っています。
最終的に集中してくると、音楽は耳に入らなくなります。

ところがBGMで、効率が上がらない人が居ます。
「聴いちゃって、仕事にならん」と。

これはどうやら、感情以外の、脳み「剰り」具合に影響しているらしい。

何周間か前に、「たけしの家庭の医学」で、
「料理をしながら会話」で、脳血流が上がる人と、上がらない人が居る。
血流系を眺めてた医者連中も、不思議がってましたが、
血流が上がらない場合は、脳の処理から溢れたのではないだろうか。
と見解してました。

おお、これです
http://www.asahi.co.jp/hospital/project/0119.html

BGMと仕事に当てはめるなら、BGMも仕事も両方上の空になってしまうという。
それはそれで恐ろしい状態。

筆者個人は、英語ボーカルの曲を好みます。
言語中枢が働きにくいからです。
と自分では思って居ますが、大脳生理学(?)的根拠(?)はまるでありません。

ひょっとしたら、インストルメンタル(ボーカルが無い奴)が
合う人も居るかも知れません。

いずれにしても、パーティションの隣で、毎晩誰かが怒鳴りあってる状態は
勘弁して欲しいです。いやもう筆者の昔の職場がそうでした。
まわりがストレスを振りまいてどうするのかと。

どんなに狭い会社だろうと、開発の隣で、営業が怒鳴りあっちゃダメです。