2011年12月29日木曜日

パネキット、全自動の世界

パネキットについては前にも書いてますが、「無そうさ」という研究があります。

基本的には、

  1. マップで競技看板を選択
  2. フィールドに出る直後に、競技看板を読んでスタート
  3. 自動でクリア(場合によってはLEVEL2も)

という恐ろしいテーマです。
全自動=無操作=パネキットでは「操作」は変換できないので平仮名

PSPであれば、PS1セーブデータを加工しやすいので
http://www.inh.co.jp/~denden/PSP-Date/PSP-Date.html
これのtheme_PSP.zipを試してみることをお勧めします。
#いやその前に、ゲームアーカイブで600円で買う必要がありますが。


大雪原での「スケート」は、コースが楕円なので、うまく調整すれば、初心者でも無操作機体が組めるでしょう。氷上Yガラガメがその代表作でしょう。



ただし、旋回が間に合わず、縁石(雪?)で方向転換しています。こういうところで微妙にサボるのがコツなんだと思います。


「おしずもう」は、如何にして相手の攻撃を避けて、相手を先に落とすか?という競技です。
「避ける」のは高床式にすれば容易ですが、無操作だと攻撃方法がないので、必然的に、舞台の隅まで誘い込んで勝手に落ちてもらう、ということになるでしょう。
この辺りを忠実に実装したのが、みあ氏作のモデルでしょう。


前後のタイヤにより開始直後から後退し、片方が踏み外した途端、中央の逆回転タイヤが接地して、舞台の縁に踏みとどまる。判ってみればナルホドな機体です。


無操作の極限の一つは、やまのぼり。

馬鹿正直にやると長く複雑なスロープを登らなければならず、無操作はほぼ不可能。飛ぶしかありません。ただし飛んだら飛んだで、ゴールの小ささに悩まされるでしょう。知りませんけど。

で、おわり氏作のヤマノムシです。

   

どうしてこんなに?という造型ですが、組み立て直後の直立状態から、絶妙の調整により斜め上に急上昇。飛行機雲を引いてるのが判るでしょうか。ゴールの上空をあっというまに通過して、雲が見えたあたりから失速、キリモミしながらゴールを通過します。正直、これを見たときは笑っちゃいました。

究極はラリーLEVEL2です。

手動でも、最後のスラロームをショートカットするのはすぐに気づくと思いますが、実はタイムが間に合えば、チェックポイントすら通過する必要はなかったという。

またしても、おわり氏作イデア。これは当時からかなり有名だったらしいですね。

       
コアパネルの微調整により、開始直後から斜め上に急上昇、絶妙の角度で一つ目の山を越えて、そのまま雲の高さまで。最後の山を越えた辺りで失速&墜落。地面に激突しますが、絶妙に回転して、そのままゴールを通り抜けます。

これは凄いですね。あまりの凄さに録画してしまった程です。

ただしこれらを見てしまうと、余りの凄さに、自分で頑張る気をなくしてしまう可能性があります。

筆者も最低でもグライディングは、と思いましたが筆者の実力では450pmが限界でしたね。ただし完全自作のモデルより、プリセットの機体に羽付けただけで飛んでしまったりするのは、奥深さを感じます。