2010年5月26日水曜日

「提訴」って、正攻法での負けを認めたってことだよね

筆者は、恥ずかしながら、まったく知らなかったのですが、
アップルと、HTC社が、提訴対決をしてるらしいですね。
http://www.gizmodo.jp/2010/05/ipadiphoneandroid.html

もちろん、訴えたのはアップルからが最初。

我々はトップシェアだ!とか言いながら。
#いや言ってなかったっけ?どっちでも良いのですが、
明らさまに潰しに掛かると言うことは、
正攻法では負け。と認めたってことですよね。

むしろ、HTCとしてみたら、
アップルから敵として認めてもらったってことだから
ここからが本番じゃないでしょうか。
世界で最初に、Androidハードを出した甲斐があったってもんでしょうよ。

アップルは、正直、セコイことやってるな。と思います。

まあ、アップルがセコイのは、
iPhone自体の「囲い込み至上主義」を見れば判ります。
#そのせいで長年付き合ってきた筈のAdobeと、離れちゃったしね。

だからこそ、ソフトバンクの「涙ながらの訴え」を無視できない。
似たもの同士ですからね。SIMロックは自然な流れでしょう。

もちろん消費者にとっちゃ面白くない。
SIMフリーなら、買っても良かったのに。と思ってる人は多いはず。
いや筆者はそれでも買うかどうか判りませんが。

っていうかね、筆者の発想では、特許だの提訴だの、ってのは、
「立場的に不利な側が、防衛としてとる手段」、
だと思ってたんだけど。違います?

HTCが訴えるなら判る。
ちょっと見、有利に見えてたアップルが、やらかすような手段では無い。
ギズモードが茶化すのは無理からぬことでしょう。
ほんと、みみっちい。

むかーし、ソニーがやらかした、
「ベータって無くなるの?」って公告を思い出しました。
http://q.hatena.ne.jp/1205242742
http://akagi.org/beta/
目先の利益だけを追求して、消費者イメージを損ねる好例でしょう。