2010年5月22日土曜日

androidのgmailサポートは pushでは有りません syncです。

未だに誤解があるというか、「プッシュメール」を誤用しているというか。

「自分宛のメイルをすぐに確認できる」から「プッシュメイル」だと思ってる人が居ますが、結果の話しかしてないでしょう?何が「プッシュ」なんだ?って話が抜けてるんです。

「サーバに着信した個人宛のメイルを、個人端末に直接配送する」から「プッシュ」なのです。故に「 自分宛のメイルをすぐに確認できる」。

サーバから見て「押してる」わけですよ。本来はそういう意味です。

実際にht-03aを使ってみれば判りますが、gmailアカウントのサポートは、pushともpullとも言ってません。「同期」だと言っています。

故に、「androidはプッシュメール」は誤用です。っていうか、むしろ嘘です。意味が真逆だから。

似て非なる話。

iPhoneのMMSサポートも「プッシュ」だって話なんで、個人的にちょっと期待してたんだけど、ショートメイルの機構で、着信の事象を通知してるだけみたい。

メイル本文は、依然としてimapで取りにいくから、これもプッシュだとは言い難いでしょう。

結果として、本当の意味でのプッシュメイルは、日本の携帯電話では、ショートメイルだけですね。キャリアが自前の機能だけで実現してますから。

ショートメイルの機構を使えば、そのままプッシュメイルが出来そうなもんですが、日本の携帯電話キャリアと、プロバイダimapサーバは、本質的に無関係なので、当面は難しそうです。

しかし、そうまで「プッシュメイル」が必要か?って言ったら要らんでしょう。現実問題。どっちみち端末操作しなきゃメイルは読めない訳だし。「メイルは一時間以内に返信するのが友情の証」なんてただの強迫観念ですからね。

っていうか、勢いで書いたメイルって、後で読むと大抵恥ずかしいんで、5時間ぐらい推敲することをお勧めします。