2010年5月30日日曜日

made in chinaと、パクリ文化

筆者も、M001を買ってみたお陰で、
中国製」の何たるかを色々考えさせられてます。

iPed(APad)の報道の件
http://www.youtube.com/watch?v=u2cdH5yhZUQ&feature=related
別の番組では店員の言動を翻訳してます。
「中国では、他の製品を真似ても良い」
この字幕が正しいかどうかは、中国語が解らないと検証できませんが。

外から見れば、パクリにしか見えません。実際そうです。
それに腹が立つのは、開発コストを回収しなきゃならないから。
日本人の場合は、更にブランドイメージの侮辱とかもあるかもね。

しかし、仕上がりを見てみると、外見が似てるだけで、
中身は値段どおり、性能はオリジナルの3割とか。そんな感じ。
当然ですね。開発してませんからね。

真似するのにも、実力が必要です。
筆者の持論では、原作者の半分くらいのね。
iPadをパクるなら、アップルの半分の技術力が無いと無理なのです。

ただし、iPedの数100台とかを生産して見せるパワーは凄いでしょう。
まずはそこを認めるべきでしょう。

じゃあ彼らは一体なにをしようとしてるのか?

iPedが1万円未満だとして、
真面目にiPadモドキを生産するなら、3万円ぐらいか?
いやCPUが新型らしいから、4万ぐらいはするかも知れない。
の様な勘ぐりが可能になってしまいます。
#iPhoneOSの値段が入ってませんけど。

パクリ製品の本質は、中国での製造原価の提示。
と見ることが出来そうだ。ということです。
#本心は知りません。好意的に解釈すると。です。

あの製品は、実はもっと安く作れるんだよ。的な。

まったく同じ物を、激安で作ったら、ただじゃ済みませんが。
追いつく気は、今の所は無さそうに見えます。

筆者は、購入した友人のお陰でiPadを触る機会を得ましたが、
EKEN M001の技術そのまま詰めたって、iPadとは別物にしか成りません。
ムービーを3秒見れば解りますし、触ったらもう
月とスッポンとはこの事か!という程に別物です。

パクられた方は面白くありませんが、
目くじらを立てる必要は無さそうです。

パクリの話をするなら、オープンソース界隈の方が強烈でしょう。

まあ筆者もオープンソースにはお世話になってますし、
マイクロソフト製品があんな高額で売ってるのにもムカつきます。
高額なアドビ製品に悩んでいる人も多いでしょう。

オープンソースも、中国パクリも、根っ子は近いかもなあ。
そう思った今日この頃。