筆者は、むかーし、MMORPGをやったことがあります。
ラグナロクオンライン。それもβの時代に。
ゲーム全体的には、よくできてる方だと思います。
感心したのが、「やわらかい毛」とレアアイテムの存在。
レアアイテムの合成には、特定の素材が必要なんだけど、
結構な量が必要で、しかもそれを出すモンスターのレベルが低い。
つまり、初級キャラの練習相手になってます。
上級キャラが出張ると、バランスが崩れるし、面倒臭い。
「商人」が結構な金額で、その素材を引き取り、
合成素材として、まとまった量を転売する。
初級キャラは、アイテムを買う軍資金を得ることが出きるし、
上級キャラは、労せずして、素材を集める事が出来るわけです。
商人はそのマージンでボロ儲け。
上手く経済が回ってるな。と感心したものです。
ゲームデザインは良かったのですが、
ゲームシステム的に色々穴があり、下品なプレイヤが居ました。
システム面では、チートの存在。まあこれはMMORPGの宿命ですね。
プロトコル解析して、互換&ロボットクライアントで、
自動レベル上げとか。
初期のバージョンは、暗号化してなかったらしいので、
パケットを眺めたらすぐ判っちゃうらしい。
プレイスタイル面では、
街中にワープを出して、他のプレイヤキャラを、
脱出困難なフィールドに吹っ飛ばすとかありましたね。
厳密に言うと、設置タイプなんで、喰らう奴が悪いとは言えますが、
スクロールが切り返え式なんで、前が見えません。
マップの境目に設置しやがったら、もう無防備で喰らいます。
筆者もただの1度だけ喰らいましたが。
ゲームスタート直後にたどり着くフィールドが有りまして
チュートリアル目的なので、フラグを立てないと出られません。
その辺に居るだれかに話しかけると、説明してくれるとか
そんな感じだったと思いますが。そこに飛ばされた。
受講経験があるから、2度とフラグが立たない。出られない。
って言うか、そもそも講師キャラが見当たらない。
最初何が起こったのか判りませんでした。
あの時の絶望感ったら無かったですね。
結構被害者も居ました。
広場にウジャウジャ人が居る有様は、
飛行機の欠航で足留めを喰ったサラリーマンのよう。
とは言え、見かねた?魔術師の人が、
中央街へのワープを作って、使わせてくれたので、戻れましたが。
まあ自分で飛ばして、自分で戻してる可能性も零ではありませんが。
今思えば。
そんな状況を経験してか否か。
街中で足を止めて、チャットだけをしている集団も結構居ました。
筆者はまあ馬鹿正直に戦ってましたが。
最初は「戦士」を2キャラほど育てて、
最後は「商人」。前述の素材を売りさばいて、
ある程度の金を稼いだら気が済んだので、
それで引退しました。