2015年1月31日土曜日

イスラム国(ISIS,ISIL,Islamic State)後藤 湯川 問題は、デヴィ婦人の意見でファイナルアンサー

あらゆる意味で事件の実態を知らないので小生は過激な言及は避けてましたが、デヴィ婦人がブチかましました。

大それたことをした 湯川さんと 後藤記者
http://ameblo.jp/dewisukarno/entry-11983065803.html

安っぽいヒューマニズムとして、彼らの無事を願うのは人間としては正しい。特に日本ではそういう事になってます。ベイマックスがハートフルアニメってことにして売ろうとしてるぐらいですからね。

しかし、なんで捕まってるの?という話を抜きして語るのはオカシイ。フツーに暮らしてたのに攫われました。ならそりゃあ「日本政府が国民を助けるのは義務じゃないのでしょうか」と言って良い。しかし
  • 湯川氏
  • 後藤氏
    • 「湯川さんを助けに行った」の?なんで?
    • プロの交渉人ならともかく、ただの戦場カメラマンでしょ?
      • そりゃあ小生だって、大切な誰かが捕まった!っていうなら助けに行かない可能性は零ではない。
      • しかし、妻子持ちだってんなら話は別だ
  • しかも、一旦後藤氏共々釈放されてるのに、また捕まり直したらしい。
    • ファッ?
「自己責任」という文脈での「机上の空論」は、デヴィ婦人のこの発言により終結をみるのは間違いないでしょう。
  1. 「民間軍事会社」湯川氏だけならこんな面倒な話にはなってません。本来の意味での自業自得。
  2. 「善人」「非武装者」後藤氏まで捕まってるから議論が紛糾する
テロ組織なんてのに、安っぽいヒューマニズムが通じるわけがない。何人の日本人が I am Kenji を掲げようが、彼らにとっては腹の足しにもなるまい。イイから2億円だせ!と言われるのがオチだ。

テロ組織といえども彼らもイスラム教徒であろう。その辺りから責めるのがどう考えても正道。イスラミックセンターがそうしたように。

イスラミックセンタージャパンは、2人の日本人の人質を殺害するというイスラム国の脅迫に対して、抗議します。
http://islamcenter.or.jp/about-us/news/

そして彼らが還ったとしても、暫くはマスコミにイジられる日々が続くであろう。コースを離れたスノーボーダーとは訳が違う。相手は外国のテロ組織なのだ。

湯川氏の顛末については、正直今の今まで小生は存じませんでした。

http://news.livedoor.com/article/detail/9734330/

もちろん、亡くなったのならそれはもちろん痛ましいことだ。しかし、見ず知らずの人にそこまで入れ込む感性は、実は日本人には少ない。何処かの有名俳優が亡くなったときですら「へーそうなんだー」で済ませてしまうのに、「身代金2億円」まで話を大きくした人間に好意的な感情を持ちつづけられる人はそんなに多くはない。

湯川氏の唯一の味方は、恐らく後藤氏だけだろう。8月から捕まってて親展なしの友人に対して「俺だけはお前の味方だよ!」という彼なりの表明だとしたら、今回の顛末はある程度仕方ないとも思う。誰にも相談せずにスッ飛んで行ったのなら、御母堂の心労も仕方ないのかも知れないが。いやそれにしたってさあ?

何度も言うが、相手は森のクマとか大雪原とは訳が違う。