http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150126-00000026-xinhua-cn
これを日本人の誇りとか美徳とか言っていいのかは議論の余地があると思うけど、全体的には、やはり「他人様に迷惑をかけることを極端に嫌う民族性」であるとは言える。
そもそも「紛争地域に行きます」なんてのは棺桶に片足突っ込んでるようなもの。無事を願う一方で、「もしかしたら」という想定もある筈だろう。なければオメデタイとしかいいようがない。であるからこそこういう台詞が出る。
「とうとう来てしまったという残念な気持ちだ」と語った。
遺族のポリシーによっては、本人の覚悟を問う意味でも「どうしても行くっていうなら、遺書を書いていけ!」と言う人も居るかもしれない。本来はその境地なのだ。
そもそも湯川氏は何しに行ったのだろう。護身用の銃も持ってるっていうなら、命の危険は百も承知なのではないか。そして銃を持っていればこそ、敵対組織だと思われても仕方あるまい。
http://www.sappukei.com/blog-entry-2869.html

そして何しに行ったのか判らない湯川氏を助けに行った後藤健二氏。
彼は戦場ジャーナリストであるから、明らかに危険を知ってる。彼自身、こんな記事を残している。
http://www.christiantoday.co.jp/articles/14394/20141026/goto-kenji.htm
彼の態度と行動は立派だ。しかしそれを差し引いても、彼の行動のお陰で話が数倍ヤヤコシクなった。
そして出てきた後藤健二氏の母親を「名乗る」、石堂順子氏。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1417084?news_ref=w_crank
後藤氏が遺書を置いていかなかったなら、彼女の心配も仕方ないとは言えるかも知れない。混乱に拍車を掛けてるのが、彼女の独特の語彙、いきなり始めた原子力の話。そして最後の笑顔。
- 成人してる息子を「心やさしい子」「尽くしていける子どもだと思います」
- 唐突に始めた原子力の話。今改めて読み直すと、「人間の悪意」を指してるような気もして来たけど。身代金を悪いことに使おうとする組織は許せません的な。
- 「健二はイスラム国の敵ではありせん!」日本は?
もうひとつ、私は不思議でならないことがございます。それは、自分たちの地球を、自分たちの手で壊すということです。原子力、原子爆弾、そういったものを研究して、私どもが感謝しなければいけない地球を壊していく。そして、そこで生活している弱者を悲しみの落とし穴に突っ込んでいく。そのエネルギーがあったら、世界平和のために、それから地球を守っていく、そういった課題になる、将来を抱えた子どもたちのためになるような原子力であり、考え持つべきだと思っております。
私がいまこみ上げてくる涙を隠しておりますが、そのまま語っておりますが、それは、先ほど申しました原子力の問題です。地球を駄目にする、お水も駄目にする、すべてを駄目にする。それを一時の感情でどんぱちやるということ、それをぜひ阻止しなければいけない、そのように思います。
もし、原子力がいい方の活用じゃなくなるのであれば、私は、私の命をうしなうということも、全く厭いません。それはこの席ではっきりお申し上げます。健二は、イスラム国の敵ではありません
健二はユニセフとかそういった子どものことを非常に考えておりましたので、今度、命あって帰るならば、日本のみならず、世界中を回って次世代を担う子どもたちの教育にも携わっていただきたい、そして、原子力の無い国を作っていただきたい。そんな言葉をかけてやりたいとおもいます。我が身を捨てることですね。余りにも胡散臭すぎて、関係を訝しむ人が出るわ出るわ。もちろん小生もその一人
後藤健二と母の石堂順子は苗字が違うけど何者?田母神俊雄「姓が違うから在日の通名という情報が流れている。経歴など調べて欲しい」 2ch「離婚→今の夫と再婚で姓が変わったんだろ」
http://www.akb48matomemory.com/archives/1018673551.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150128-00000008-asahi-soci
さらに日本政府に対し、「国民を守るのは政府だし、総理だと思う。国とは、国民が困ったときに手をさしのべるものではないでしょうか」と粘り強い交渉を求めた。それ自体は反論はないけど、日本の「政治屋」にそれを期待するのは難しいかな。他人への迷惑を嫌う一方で、「自分の保身に必死な民族性」なのだから。
特に「その責任は誰が取るんだ!?」ってのは禁句ですね。議論が必ず紛糾する。「私が責任を取ろう!」などというホネのある政治屋は居ませんね。せいぜい消費税10%を決めて議会解散とか当て逃げするのが精一杯。
外野の小生に出来ることはせいぜい、「私もイスラム国に捕まらないように気をつけます」ってだけだ。