2011年3月26日土曜日

今度はミネラルウオータ

日本人の右往左往っぷりは異常です。
これほど情報操作のしがいのある「国民」は珍しいんじゃないですか。

今度はミネラルウォータが市場から消えてるらしい。

筆者はテレビ見ません。新聞も見ません。故に友人から聞きましたが、

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20110325ddlk13040324000c.html

葛飾区の金町浄水場の水道水から乳児(0歳児)の飲用に関する国の基準を超える放射性ヨウ素が検出された問題は、24日朝の検査で基準を下回り、摂取制限は解除されたが、都内の対象自治体は飲料水配布や問い合わせの対応に追われた。
荒川区役所では同日朝から「妊婦だが配布はないのか」などの電話が相次ぎ、職員が対応に追われた。正午から区役所で都配給のペットボトルが配布された。受け取った会社員の女性(32)は、「スーパーに水を買いに行ったが、明らかに子どもがいない人が水売り場に殺到して、子どもを抱えた私は危険で近づけなかった。本当に必要な人が安全に水を手に入れられないものか」と憤った。


「明らかに子供がいない人」発言は正直どうかと思う。今ではハイヒールを履いた若い母親が乳母車を押してます。しかし、子供より先に転ぶような恰好でどうするのかと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000180-jij-pol

蓮舫消費者相は23日、消費者庁で開いた会見で、東京都の浄水場の水道水から乳児向けの基準を超える放射性物質が検出されたことに触れ、「飲料水が必要なのは赤ちゃんであり、被災地の人々。大人は基準内なので一義的に必要ない。冷静に考えてほしい」とミネラルウオーターの買い占めなどを慎むよう呼び掛けた。
野菜などの汚染による出荷停止や摂取制限については、「問題がある商品は出回らない」と強調。これまで検査されていない商品についても都道府県に要請し、点検を強化するとした。

散々心配を煽っておいて、何を言ってるのかと。もちろん心配を煽ってるのはマスコミです。この台詞も、蓮舫がようやく言うには遅すぎる。マスコミ自身がこれを言うべき。
「冷静な対応訴える」じゃねえんだよ。それは政治屋の仕事じゃねえだろ。お前らマスコミも訴えるんだよ。いい加減、「国民」も、マスコミのバカさ加減に気づくべき。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0326&f=national_0326_061.shtml
東京都内の水道水から基準を超える放射性物質が検出されたことを受け、東京都は乳幼児の水道水飲用制限を実施していたが、24日になって飲用制限を解除した。石原慎太郎東京都知事は同日、葛飾区内の金町浄水場を視察し、コップ1杯の水道水を引用し、安全性をアピールした。環球時報が報じた

石原都知事は、「天罰」発言やらで物議を醸しているが、被災者本人が文句を言うのは全く正しい。しかし外野がグチャグチャ言うのは、魔女狩りにしかなりません。だって、その「外野」は、言葉狩りをしたいだけでしょ。こういう代弁者気取りの「正義感」が一番危ない。だから魔女狩り。

デリカシーだの不謹慎だの言うなら、水死体を載せる週刊誌だって、親を失くして泣いてる子供を映しているテレビだって、似たようなもんでしょう?しかもマスコミは何の責任も取らない。石原氏は謝って、マスコミは謝らない。

本当の意味で日本の将来を考えてる「政治屋」は、筆者としてはこの人だけだと思いますよ。

しかし、ミネラルウォーターを買い占めた連中は、その大量の水をどうするのでしょうか。米を磨ぐとか。カップラーメンに使うとか。まさか鍋を洗うのにも使わないだろうね。やりかねないのが残念。