2011年3月13日日曜日

地震、津波、火事、原子力発電所

3/11の地震発生当時、筆者は新横浜で仕事中でした。
雑居ビルは大きく揺れて、確かに立って居られないレベル。
バスの中を想像してもらえれば、近いかな。

体感では2分ぐらいでしたが、(同僚もそう言ってるのですが)
その後どうやら5分は続いていたらしい。報道によれば。

公共交通は全てストップしてるので、
そのまま15時ぐらいで会社は解散。
近所在住の友人宅に転がり込みました。

その友人宅はライフラインもインターネットも無事だったので、
どうも大災害の実感がなく、
事実、新横浜界隈では目立った倒壊は見当たりません。

しかし結局、交通類の回復は、
翌12日11時の地下鉄の運行再開を待たねばなりません。
それでようやく筆者も帰りました。

その間に、津波の被害やら、原子力発電所の停止やら。

まず津波

太平洋の反対側に1mの津波が届くって言うんだから、
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/13/kiji/K20110313000414880.html
至近距離の日本がただで済むわけはないです。
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031201000655.html
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110313091219.asp

日本の国土の7割は山らしい。わずかな平野に密集して生活してます。
http://www.jcca.or.jp/invitation/sihon/page2.html
それゆえに、この手の水害は、本質的に大災害になりやすいとは言えます。
でもだからと言って住まないわけにはいかない。
資源の少ない日本では、海産物に頼らないわけにはいかない。

原子力発電所

全て自動停止したのはいいが、冷却ができず、水素爆発まで起ったらしい。
核爆発を考えたらもちろん止まった方が良いのですが。
「止めた」だけでは「安全にならない」のは、
現代の人類の手に余るしろものだったのかも知れません。

だから使うな、などと無責任なことは言えません。
水力はとっくにパワー不足、火力は燃料の枯渇の懸念。
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/data/f0301.htmlいつのまにやら日本の3割の電力を供給しちゃってるらしい。
現代の人間に「なんとか使える」原子力に頼るのは仕方のないことだと思います。
などという台詞は、原子力発電所の近くに住んでないから言えること。

しかし、これも他に方法がない。
この議論については、誰にも正義はない気がします。

電気自動車の普及が始まっていた事もあり、化石燃料ベースの生活から、電気中心の生活に移行しつつありましたが、考えてみたら、その電気は一体どこから来るのか?という話が抜けていた気がします。

今回の件に限らず、筆者はもう、日本はダメかもな、と思っています。
国外への脱出を真剣に考えた方が良い。

なにしろ「政治屋」がマズだめですからね。