http://blog.livedoor.jp/robosoku/archives/22610401.html
センスがイイって評判ですが、どうなんだろう。ふうむ?結構公開時期に幅があるので、「2012年度公開の」、じゃなくて、「2012までの歴代の」、ということらしい。
本稿を書くにあたって、人間OCRをやらなきゃならんかと思ったら、ちゃんとテキスト一覧がありました。
http://www.imdb.com/list/rwBzzmNch3g/
全体的に見ると、一見オシャレアニメかと思われますが、小生はなんとなく判ります。
一つは、恐らくは「世界観構築」。
例えばナウシカ、蟲師、ラストエグザイル、ハウルの動く城
脳内補完といえば、そう言えなくもない。登場人物「以外」の生活が想像できるもの。妖怪系オカルトなんか判りやすいとは言えます。宮崎駿の初期の作品がランクしまくりなのも頷けます。
冒頭、メーヴェに乗ったナウシカが集落に戻ったとき、「ああ、世界中がこんな感じなんだろうな」と物語の中にすんなり入れたでしょう?
エヴァンゲリオンは重要なところは伏せてましたが、ディスプレイを漢字が駆け巡る描写とか、日本人の自前テクノロジーとしては妙な説得力がある。
ラストエグザイルは、ゴンゾーがまだ「判りやすかった頃」。難解なところは殆どありません。主人公二人の冒険を描きつつ、彼らの父親達の偉大さが垣間見えます。「小型飛行機乗りが不可侵領域への挑戦」とか。有りがちっちゃ有りがち。
故に、キャラクタだけで引っ張る「萌え」は大幅に不利。
例えば、有名な「けいおん」。コイツが入ってないには小生には実に理解できる。
一環して、ややタレ目。細い眉毛。区別する方法はヘアスタイルのみ。幾ら日本アニメに見慣れてるであろう 日本アニメファンでも、キャラの描き分けの弱いコンテンツは見てられないのではないでしょうか?戦隊ヒーローで、全部同じ色だったらどうしますか?
外人アニメオタクでも、ストーリーを理解する気はある。むしろ日本人より必死なはず。日本語を勉強してまでですからね。字幕待ちの緩い日本アニオタとはおお違いです。
とは言え、ストーリー的にはシンプルで、枝葉で「魅せる」「観せる」作品が多いかな。