2012年6月14日木曜日

「一過性黒内障」

小生は肥満であり、脂肪肝であり、高血圧である。実感が伴わなければなかなか痩せようとは思うまい。ところが、自身の健康状態を真剣に考えざるをえない事が起こった。ネタは題名のとおりではある。

先週末日曜日、昼間、PSPでゲームをやっていたところ、いきなり視界の一部がボヤケる。確認してみると、右目の視野の左上3割程度が、灰色の幕が掛かったようで、何も見えない。最初は網膜剥離かと思って、仰向けにしばらく横になると、回復して完全に見えるようになった。

仮に網膜剥離だとして、寝て入れば治るものなのか?※ぼやけたのは、視力の弱い左目だけで見てるため。

近所の眼科を検索してみると、「日帰り緑内障治療」「網膜剥離治療」とか頼もしいフレーズが並んでいる。

火曜日朝、眼科医を尋ねて症状を言う。何か決めかねてる模様。結局、様々な検査で、2時間程度、保険本人負担分で4000円も掛かってしまった。

  • 「目の形」を調べる
  • 眼圧
  • 矯正視力検査
  • 視野検査
  • 眼底検査
結論からいうと、現在の目玉の状態は極めて良好。しかし、小生の証言の症状から鑑みると、「一過性黒内障」の疑いがあるという。網膜の血管が詰まって、網膜の働きが弱くなるのだが、詰まるのにも色々理由がある。

ヤバメなのは血栓で、さもなければ脳にいって脳梗塞を起こす可能性があるという。更に、眼球の動脈が静脈を圧迫して、血流が悪くなってる可能性がある。動脈硬化の気があるという話であった。目で済んで良かったのか悪かったのか?ちなみに、黒内障が発症すると、血流が滞ってる部位が、眼底撮影で白く映るという。小生のはちゃんとオレンジ色ではあった。

脳梗塞に、失明の危険、ヤバメの話が二つも出てきてしまった。おまけに動脈硬化ときた。
網膜の血管の詰まる位置次第で、見えなくなる範囲はいかようにも変化する。中心部近くで起これば、ほとんど全滅だ。緑内障、白内障、黒内障、シリーズのようにも見えるが、「見えなくなる」からこその「「黒」内障」であるというわけだ。

一瞬で視力を失う経験には、小生もさすがに戦々恐々とせざるを得ない。まずは食事から考えてみる。玉ねぎがいい、と例のネイルサロンの技師に聞いたので、毎晩食べてはいる。これだけで改善はするまいが。