2016年1月31日日曜日

PSVITA版 ヴァルキリードライブビクニ

本来はPSVITA版のオーディンスフィアを買いに行ったのだが、無かったので仕方なく買ってきたのがコレ。

ヴァルキリードライブビクニ そのPSVITA版。

https://valkyriedrive.marv.jp/bhikkhuni/

結果的にはまあまあ楽しめました。



マナカッコワライ氏をキャラデザインに起用したという挑戦作。
pixivにも居るので彼の絵はよく拝見するのだが、

http://www.pixiv.net/member_illust.php?id=2705736

正直「戦う乙女」とは縁遠い作風が多いという印象を持っていた。
大丈夫か?と思ってたら、動いているところを見ると割りと違和感は無かった。


VRウィルス感染により、少女が武器にトランスフォームする。
似たようなモチーフは昔からいろいろある、有名なのはソウルイーターだろう。
ただ本作では武器が「主役」というよりは、「武器に変形するための行為が百合」の方で売っている。
まあ嫌いじゃない。前シリーズの閃乱カグラも似たようなものだったわけだし。

バルキリードライブシリーズは、作品世界としてはつながってるらしい、
副題のビクニは人工島の名前である、一方アニメ版はAウィルスを集めたマーメイド島ということらしい。



アクション面については、「朧村正のマーベラス」なのでそもそも一定の信頼はしているのだが、閃乱カグラ(SINOVI VURSUS)の末期は正直かなり単調であった。

戦闘の前後に、人形劇によるストーリーパートがあるのは閃乱カグラと変わらず。ただキャラによってかなり武器の挙動に癖がある上に、ボスより対人戦=対ヴァルキリー戦の方が強敵とかどうよ。



システム














○溜め攻撃

通常技の他に、○で浮かし攻撃がデルが、○貯めると突き飛ばし攻撃が出る。たまり終わりで勝手に技が出るので、それなりに便利。というかヴァルキリー戦では必須。これにバリバリ当たってくれるのが救い。

ファントム技

×溜め→離しで、ロックオンホーミングの高速移動。地上&空中を問わず、、完全に飛行している。
この時の衝撃派で、転倒中の小型的を巻き込んで浮かせる。
幾つかの強めの技に派生するが、雑魚一掃のためのもので、ボス等には非常に使いにくい。

ドライブ

サポートキャラを武器に変形させて戦う。武器はサポーター=エクスター依存ではなく、戦闘者=リブレイターで決まるらしい。謎システム。だからこそのVRウィルス保有者なのか。
ドライブすると、体力が最大に回復する上に、発動前後は完全無敵になっている。最終的には、4段までの強化が可能なので、事実上は4回タダで回復できるということだが、残りシンクロストック数に応じて、勝手に最大強化してしまう。

コネクト

DRIVE14でようやく解禁になる。シンクロストック1個以上で何時でも発動。シンクロゲージが0になるまで攻撃強化できる。らしいのだが、ちょっと強くなった気がしない。スーパーアーマーが強くなるのか?と思ったけど、喰らえば怯むし。

ファントムデルード

いわゆる緊急回避。モーション上は側転。完全無敵。超必殺技ですら避けられる。R連打でOKでデリケートな目押しを要らないので、とりあえず押しておけばOK。

プレイアブルキャラ



神楽坂 倫花

おそらく主人公。長刀を片手でビュンビュン振り回す達人なので、間合いとスピードを兼ね備えた強キャラ。癖がなくやたら使いやすい。要するにテムジン。彼女の囁くようなCVは独特の味。

神楽坂 乱花

拳による肉弾戦が得意っつったって、唯一無二の無手キャラなので、やたら苦戦を強いられる。これがまたお誂え向きに対マナ戦が非常に多い。まあ相手は逃げまわるだけなので追いかけるしかない。

さっさとドライブするべき。衝撃波が飛ぶようになるのである程度間合いはカバーできる。それでも全然足らんのだが。

このキャラに限って、コネクトは地雷。素手の間合いに戻ってしまう。

猪名川 マナ

上流指向が強く、かなり初期から主人公一派の敵に回るが、ストーリー上彼女を使わされることもしばしば。そうすると、「ああ、主人公チームが負ける流れなのね」と判ってしまうのはなんとも。彼女は胸糞キャラで定着しているらしいが、唯一の飛び道具持ちなのがその理由かと思わないでもない。敵にまわるなら少々ズルいぐらいじゃないとね。

九頭龍 桃

靴がまさかのローラーブレード。獲物は残念ながら薙刀。初めて見た時は、スペシネフを思い出した。比較的大振りな攻撃が目立つ。
結構な小柄しかも14歳で最年少設定。それに見合わぬ戦地経験者らしく、倫花に対する辛辣な言動。

ヴァイオラ

苗字不明。上級生キャラ?と思ったら18歳で設定上は確かに年上なのだが、同じく5期生。どゆことかは不明。得物は銃+剣。ガンカタってやつなのだろうか。雑魚相手にはそれなりに有利だが、踏み込む攻撃が多く、ボス相手の定点攻撃はちょっとコツが要りそう。

満腹丸ちゃん

本名不明。自称は「満腹丸ちゃん」。キャラによっては「満腹丸ちゃんさん」と呼ばれたりする。何処まで名前かは判らない。二刀流の包丁をブンブン振り回す、以外にもパワーキャラ。非常に大振りで、ボス相手には手数が不足する場合もしばしば。高い身長を活かして、ボス相手には割りと有利。

精神年齢が低いかのような言動が目立つが、その理由はかなり後半で明らかになる。

月影 小春

5期生筆頭とかいうからどれ程のものかと思ったら、地上攻撃では3コンボで終わりのテクニカルキャラ。人間が使う分にはどこが筆頭なのか判らない。いろいろ暗躍している雰囲気だが、それが明らかになるのはかなり最後。

ボス






基本的に、障害物ナシのだだっ広ところで戦わさせられる。回復薬を節約するためにドライブを1段づつ使うのもあり。

各部の装甲を剥がしたうえで、水色の球体部分を破壊すると、「ビクニの秘密」が露わになると共に、ボスは転倒。30秒ほど隙ができる。装甲は不定期で完全回復する。

コンゴウ=金剛=玄武

二足歩行なので、上半身を攻撃するのはそれなりに面倒。

飛び道具は誘導ミサイルぐらい。離れてれば安全と思いきや、スーパージャンプ踏み付けをやってくるので油断はできない。

ダイイトク=白虎

帯電攻撃が厄介。攻撃判定を帯びてるので微妙な間合いから攻撃しなければならない上に、転倒しても電撃はそのままとかどうよ。

ゴウザンゼ=青龍

自称、巨体で売ってるが、姿勢も低いので、部位破壊は比較的楽。背中のU字型の装置から出す、氷結攻撃は、別に当たっても凍るとかは無いが、自身の体を貫通して真下に撃ててしまうので油断は禁物。ちゃんと避けること。

グンダリ=朱雀

他の3体とは比べ物にならない強敵。常に浮遊してる&範囲攻撃が非常に多彩。体力をある程度減らすと、まさかの分身。分身中は完全に無敵。

ただ青い分身体は、全身が同じ判定なので、叩いていれば居なくなる。

注意すべきは、自身が竜巻になる攻撃で、これを直撃すると大概敗北まで持っていかれる。


STORYは事実上3章に別れてる。





DRIVE 初期シナリオ

CHAOS DRIVE.15クリア後に特定条件で分岐。

ORDER 真のエンディングらしい。CHAOSクリア後でも条件達成で、やりなおせる。