2015年7月19日日曜日

安全保障問題、賛成反対は年齢層に関係あるらしい

この週末になって、タイムラインへの安全保障問題のネタがゴッソリ減りました。オリンピック会場見直しの「陽動」が効いてるのか、採決しちゃったからもう手遅れだと思ってるのか、いずれにしても日本人はチョロい。90日間黙って入れば国民は忘れてくれるだろう、って算段は悪くない。安倍さんナカナカの策士ですな※もちろん皮肉

知人との議論でようやく気づいたのですが、賛成反対は、大まかに年齢層で分けられるようです。

80前後の戦争経験者→反対


戦争の辛さをしってるだけに、反対にも身が入ります。どこぞの文芸人の反対運動はこれに該当するかも知れない。

50前後の冷戦経験者→賛成


中国が怖いが、日本が攻撃力を持つことでその牽制になると考えてるらしい。

40以下→概ね反対?


徴兵に関する懸念。

こんなところかと解釈しています。小生は前にも書きましたが前述どれでもありません。
一番主張しやすいのが、「冷戦再来説」への反論でしょうか。

http://blogos.com/outline/123426/
もちろん戦争への危険性、自衛隊員の死の危険性、徴兵制の危険性、政府が信用できない、安倍総理が信用できない、否定しません。ただ中国が攻めてくる蓋然性より低く、集団的自衛権を締結することでこの危険性等は低下すると私は思っています。結局この点の解釈、分析が一番必用なことなのです。前回のブログのタイトルに放射線の言葉をいれさせていただいたのはこの否定はできない恐怖に踊らされては何もできないということを表したかったからです。
これを読んで「ああ!そこなのね!」と思いました。

「中国が攻めてくる」のもさることながら、「集団自衛権を終結する」が牽制になるという皮算用が、さも確定のように語られてるのが、小生がキモチワルイと感じる所以です。

冷戦は、知識としては知っています。しかし今回の中国と日本がその片棒を担げるとは到底思えない。

だって冷戦は「相打ち→勝者亡き戦争→だから始められない」と思わせるのが大前提。中国がそれに応じてくれるとでも思ってるわけでしょう。
  • 攻めて来ると「信じてる」一方で、
  • 冷戦に応じてくれると「信じてる」
ナニコレ。むしろ中国を信頼しているんじゃないかと思わせる。これってライバルですよむしろ。だから「むしろ中国と仲良くしようぜ」に反論する理由が判らない。信頼してるという点では同じだよ。

更に、単純な中国と日本の戦力差。

何でも書くけど、日本は島国です。資源がない。F35戦闘機もアメリカのロッキードから買いました。その上で日本の自衛隊の戦闘力は素晴らしい。実感はないけど知識としては認めてもいいでしょう。でなければ日本国民としては失礼ってやつに当たる。

しかし、中国と日本は、国土面積および人口が、10倍以上差がある。消耗戦になったら負け確定ですよ。21世紀にもなって竹槍とか、和紙を貼った零戦で突っ込みますか?

アメリカから援軍がとどくまえに、日本は焼土になるんじゃないですかね。

そんな訳で小生の意見は
  • やってもやらなくても
  • どうせ戦争には負けるんだから
  • 大風呂敷広げて
  • 法律変えるな
正しいかどうかは未来の歴史が証明してくれるでしょう。違ったら違ったで別に責任は獲りません。戦火に巻き込まれて死ぬだけですね。皆さん、来世でお会いしましょう。