■絶望した! Kindle Paperwhiteの出来の悪さに絶望した!
http://anond.hatelabo.jp/20140722235006
- まぶしい
- 目がチカチカする
- ディスプレイの感度が悪い → タッチパネル感度のことらしいけど
電子ペーパー式ブックリーダーの真骨頂は、むしろバックライトoffにあります。kobo gloではoffはハードウエアキー操作で出来ますが、kindleはどうなんだろう。
電子ペーパーは、ペーパー液晶とも言ったりしますが、世間一般にいう液晶とはまるで別物です。TDKに簡単な解説があるのでご覧ください。※ちなみに液晶ってのはどっちかというと、機構じゃなくて分子構造に対する呼称
http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200905u/index2.htm
速い話が、内部のインクの粒子を、静電気で引っ張ってるわけです。この機構故、画面の書き換えは結構「ドッコイショ」といった速度感になります。原理を考えたら、あの速度でむしろ1ピクセルづつ制御してるって凄くね?
- インクが外光を吸収するので反射光で見ることが出来る。
- 反射光の元で見ると、「樹脂に塗料が乗ってる」かの様な質感を醸します。※小生の個人の感想です
- 目にバックライト光が直接当たらないので目が疲れない。
電子ペーパー単体では現状の製品では、画面全体を書き換える制御方法しかないんじゃないかな。しかもどうやら一旦真っ白にする必要があるようだ。この挙動を「チカチカする」と言ってるのでしょうか。※あくまで小生の解釈
この挙動は、黒の多い資料を表示させるときに特に目立ちます。要するに漫画。小説を読む分にはほとんど気にならない筈です。
画面を書き換えてる有様を、馬鹿正直に見せてるから気になるんであって、或いはバックライトを制御して勝手に暗くすれば、誤魔化せるんじゃね?その程度の話なのかも知れません。
タッチに対する反応は、CPU性能ですね。kobo gloは2秒前後です。kindle paper whiteが5秒だと言うなら製品世代の問題でしょう。
小生はもともとbiblio leaf使ってたので、電子ペーパーに対する免疫があったわけですが、知らない人はもっと反射光でじっくり見てみた方がいい。出来たらバックライトoffで。
小生は「おぉぉ?」と思いましたが、そうでなくても「へぇ」ぐらいの感想はあるかと。そこで納得できていれば、冒頭のリンク先のような感想は出ないでしょう。