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このコミックの表紙は特徴的?で、登場人物が概ねただ突っ立ってるだけ。主に女性だが。巨乳あるいはお尻あるいはスパッツが特徴的。
それだけでは面白そうに見えない。今改めて見てもだが。何がって、「物語を想像」出来ない。そのお姉さんが出るのは判ったが。これは多分、本誌連載を読んでる人向けの「表紙」なのだろう。
ただ小生は、イケメンお姉さんは好きなので、絵だけで選んでもブックオフならまあいいかと、ソコですね。第1巻表紙を飾る、ヒロインその1、ブルージィさんのこと。ナイフを持って仁王立ち。それなりの年齢だが、代償で成長が止まってるという。ただし購入の決め手は、5巻および6巻表紙です。
内容的にも、呪紋というシステムを使いつつも、触媒+代償+能力バトルで、それも含めて、どこかで見た感。だってアナタ、呪紋を寄生獣あるいはオリジナルARMSと読み替えても多分それなりに話が通じてしまう。それなのに、素手で反物質をぶっ放したり、壁抜けしたり、割と素っ頓狂な能力が目白押し。
その割に、敵も味方も極めて小規模で、マンションの一室で呪紋の研究をしてたりする。ナノマシンとか言い出して、どうせSFだろってのは置いといて、中途半端な技術考証が気にはなる。
絵柄は大暮唯人に激しく似ており、それも含めて何処かで見た感。
大暮唯人の弟子なのか?と思ったぐらい。wikipediaに乗ってるか?と思ったら、著者「真じろう」のページ自体がないという。不遇だな。
登場人物の名前は、独特かつ微妙なセンス。例えば、袴+黒髪ロングの美女のカルさん。カル?シウム? いやフルネームは、カル・シェーカルさんだが、どこ国籍? また1巻末で現れる1人目の刺客は、イルトゥトゥミシュ。
多分コレは国籍不明を狙ってるのだろう。
以上、文句を言ってるようにしか見えないが、6巻までは一気に読めたので、詰まらなくはない。※とは言え、小生はマンガ単行本なら1冊10分で読めるので1時間は掛ってない。時間の問題ではない。
そういえば、登場人物の主に女性陣は、動物モチーフなのかな? コミックタイトルの傍らに、動物アイコンが付いてることに今気づきました。
アレ?そう思っていたけど、最初からもう一度読み返してみると、急激に違和感が見え始める。登場人物の漫談とか、強引なパンチラとか、そういうシーンなのに妙に小さいコマに捻じ込んでる感とか。
この違和感を表現するなら、そうそう!予算の少ない特撮を見てる感。
- チート的な能力。地球を数分で壊滅できるだろってレベルも存在。
- 戦闘描写が接近戦ばかりで、引いた視点がないので、規模感に乏しい。
- 登場人物もやたら少人数
- なのに全然掘り下げない
- なのに素っ頓狂な名前
- 感情移入できない
画力はある作家なので、登場人物の見た目の魅力だけで引っ張るのは可能だと思われます。現存するファンの方々は(ブログを散見する限りは)概ねそんな感じですね。