2011年9月22日木曜日

biblio leaf SP02 けっこう使い方を選びそう

biblio leaf SP02には、青空書庫のデータが100冊ほど入ってます。
http://www.aozora.gr.jp/
中身は単純なテキストデータであるようで、フォントサイズの変更等が出来ます。
目に優しすぎる電子インクとも相まって、文庫本程度の解像度であれば十分です。
実際のハードウエアもそのぐらいですしね。

小説はヨユーだとして、漫画だとどうなんでしょうね。試してはみました。

  • 画像類は必ず4階調に落とすこと。電子インクの表現力がそんなモノなので、それ以上を望んでも無意味。本機への専用ファイルとして割り切る。
  • ミニUSBで、ホストPCに接続すると、本体メモリ&有ればマイクロSDが、別々のFATドライブとして認識する。故に、日本語のファイル名は問題ない。
  • ファイルの中身がUTF8だと文字化ける?img2epubのせい?
  • マイクロSDの中身をキャッシュしているらしい。
  • 増えたファイルの合計が、11ファイル&100MB以内なら10秒程度で認識する。サブディレクトリまで辿る。認識終了は、一回画面を書き直すので、それで判る。
  • しかしそれを越えると何時まで待っても終わらない。メモリ不足でプロセスが落ちてリトライし続ける感じ。
  • 同じファイル名で別のデータを上書きしても、古いデータしか閲覧できない。ファイル名もしくはUUIDで識別している模様。一旦メニューから、「本」を削除して、データファイルを入れ直すしかない。


ちなみに画像集の変換にはimg2epub.pyを使いました。
http://code.google.com/p/img2epub/
自炊する人にはかなりお勧めのツールです。

zip等でディレクトリを圧縮しちゃったモノでも、展開した上でなんとかしてくれるらしい。
ただしリサイズやら圧縮類は、zipやらimagemagickとやらのコマンドラインに頼ってるので、別途それらを入れる必要はアリ。

pythonで書いてありますが、筆者はubuntu/linuxな人なので無問題ですが、windowsの人はどうするのだろう。そこまで責任は持てません。