2010年6月5日土曜日

wikipediaの性急な修正

wikipediaにお世話に成ってる人は多いと思いますが、
漫画系アニメ系のページはお世話に成りにくいですね。
特に、連載中のそれの飽和っぷりは目に余ります。

飽和のメカニズム自体は簡単です。
ストーリの章は、なぜかザックリとしか書かずに、
その後の展開を、人物の所に書き足しちゃってるからですね。
#そんなん、破綻するに決まってるだろって話。

何処かの雑誌で見たのですが、
日本人が情報発信する場合は
「他人と気持ちを共有したい」という意図が
あるらしいです。

端的に言えば、漫画のページを編集するのは
その漫画のファンである。ということですね。

ファンにとっては、
毎週の連載をチェックして、情報収集をして、
それをwikipediaに追記するのは当たり前のこと。
むしろ義務であるわけです。

彼らにとってはそれが当然のことです。
辞めろと言って、辞めるわけがない。

この辺りが、学問系ページとは大幅に事情が違います。

その為に「性急な編集をしない」というガイドラインが一応有って、
http://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:性急な編集をしない
一応、漫画であれば、単行本の発売その収録話まで、
ネタバレは自重しようね。
#なんかそれも違うだろと個人的にはおもいつつ。

これに対する「速報野郎」の反論は概ね予想通り。

タイムリーな記述が出来なくなって、
引いては日本wikipediaの発展がどうたらこうたら。
#混沌も発展に含めるなら、発展してるとは言えるけど。

その前に、重要な議論が抜けてるんだが。
「タイムリーな記事」って必要?

芸能人のスキャンダルとか政治家の不祥事なら判りますよ。
漫画でしょ?アニメでしょ?
登場人物が喧嘩したのしないのって、そんなに重要?
今すぐ書かなきゃいけないこと?

速報やる人にとっては重要なんでしょうね。

もう一点欠けてる議論が。

#信憑性は当たり前。
何もかも「網羅」しなきゃいけないのか?

オフィシャルサイトあるのに?
それって「百科事典」の役目?

結論としては、その当人が、「やりたいからやってる」だけで
「日本wikipediaの発展」とは無関係でしょう。どうみても。