2015年10月28日水曜日

それは「振り幅」じゃなくて「芸域」だ

最近、世の中で日本語の使い方がおかしい。全体的におかしい。

例えば「振り幅」

これは本来ネガティブな意味で使う言葉だ。
安定しなければならないのに
微塵も安定しないものに対して使う。

例えば血圧だの感情だの血糖値だのに対してなら判る。

間違った使用例は例えばこちら

振り幅スゴイ!信じられないかもしれないけど「同一人物です」って画像(7人)
http://corobuzz.com/archives/44917

芸人の芸風が広がったのならそれは喜ばしいこと。一般的にはそれは「芸域」という。
広げてこそ意味がある故にネガティブな「振り幅」という単語を使うのはオカシイ。そもそも芸域と言う言葉を知らないのだろうか?

コレに限らず、最近耳にする単語は、本来は逆の意味のものを使ってる場合が多いようだ。

例えば「ヤバイ」

これは英訳してしまったほうが端的に表現できる。

  • marverous
  • dangerous
どちらもヤバイというのだ。

最近の若者言葉は判らん。