2014年8月10日日曜日

chrome 36系はセキュリティ強化を色々しちゃってるらしいので

ubuntu系をお使いの方々ならご存知かとchromium-browser-36アップデートが8月に来ましたが、セキュリティ関連の何かを強化したらしい。拙作のtampermonkey scriptが動かなくなって青ざめました。

tampermonkeyはコレね https://chrome.google.com/webstore/detail/tampermonkey/dhdgffkkebhmkfjojejmpbldmpobfkfo?hl=ja

オイオイ頼むよー、と思いましたが、googleにしてみればchromium/chromeは、「googleのwebサービスを気持ちよく使ってもらう手段」でしか無いでしょうからあまり強くは言えません。

そうは言ってもそこはオープンソースのdebian/ubuntu/canonicalですから、34も依然として入手できます。ファイルを直接取ってきて、dpkgで入れればするっと入ります。

https://launchpad.net/ubuntu/precise/amd64/chromium-browser/34.0.1847.116-0ubuntu~1.12.04.0~pkg884

https://launchpad.net/ubuntu/precise/armhf/chromium-browser-l10n/34.0.1847.116-0ubuntu~1.12.04.0~pkg884

小生の環境だと、本体だけでは日本語フォントのメニューが出なくなってしまったのでl10iも必要らしい。
設定ファイル類がバージョン違いだと警告が出てウザイのですが、特に目立った問題は出てないようです。気になるなら.config/chromiumを削除するしかありません。

バージョンを戻せば、愛用tampermonkey scriptが動くことを確認できたので、本質的ではありませんが、apt/dpkのバージョン固定をしましょう。

dpkg自身のholdだかって機能を使います。下記のページに詳しいです。

http://server-setting.info/debian/debian-no-apt-upgrade.html

ちなみに、同系としてFirefoxとGreaseMonkeyがありますが、ソッチは最新版同士でもそのまま同じスクリプトがシレっと動きますね。コッチに鞍替えしようかなあ

  • FireFox 31.0+build1-0ubuntu0.12.04.1
  • GreaseMonkey 2.1 http://www.greasespot.net/