2014年9月21日日曜日

「民放5局、ネットで「見逃し視聴」無料実施へ」10年遅いだろ、、

民放5局、ネットで「見逃し視聴」無料実施へ
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140918/ent14091818120008-n1.htm

視聴は無料で、CM付きで放送する。井上会長は「タイムシフト視聴などメディアを取り巻く環境は変化している。ネットでも、CMを飛ばさない、新しい形の商売の仕方がありえると思うし、違法動画対策にもなる」と説明した。
 井上会長はまた、サッカーW杯ブラジル大会の民放テレビ局全体の収支が赤字になったことも明らかにした。2010年の南アフリカ大会に続き、2大会連続。放送権料の高騰や時差による深夜・早朝の放送が番組スポンサーの動向に影響を与えたことが理由という。赤字額は明らかにしなかった。
動向自体は悪くないけど、まだ「負けを認めない感」が見苦しい。ウチもワールドカップも悪くない。ブラジルの時差が悪いってか。まあコンテンツ頼みの民法としては、コンテンツ自身を悪く言いたくないのは判る。

「テレビを録画して見ます」層でも、ハードディスクレコーダに録画して&見るのはかなり面倒、結局「録画してません」「見ません」になること請け合い。それを打開するには、放送業者自身がオンデマンドしていくしかない。

  • その時間に居なくてもいい。
  • 録画すらいらない。
  • だから見てください。
  • それでようやくスタートライン。
民法も、ようやく「真のお客さん」は「視聴者」だということが判ってきたようですね。スポンサーは後から付いてくるものです。小生、放送業界の視聴率ビジネスの事なんかシラネ。あくまで元視聴者&消費者として当然の主張をしてるだけです。消費者ってのはホラ、我侭ですから。

技術的には地デジ化以前から出来たことでしょう。地デジ開始から11年目にして「特定の時間帯の番組は特定の視聴率を確保できる、という皮算用の死亡」をようやく理解したってことだ。そんなことじゃあ民法衰退は当たり前。

もっと早くに気づけば、スカイツリーを作らなくて済んだかも知れません。無線電波での時間枠ストリーミング放送ビジネス自体の需要の問題ですから。

ただオンデマンドにしたら、今まで「視聴率」でボカしていたモノが、ダウンロード数で数値化できてしまう。大丈夫か?

なんにしてもネット視聴は、やるなら今年中でしょう。来年になったら本当に手遅れです。民法は全滅する。小生としては民法が消えてなくなっても大して困りません、って言うか1社で十分だと思ってますが、それでは困る人も居るでしょう?