2016年6月15日水曜日

橋本徹「早く有能な舛添さんに戻って!」4/28→俺氏「優秀?何処が?」6/14

周り中から辞職を迫られ、歴代最高に孤立無援の東京都知事。舛添要一。
その一方で、湯河原&パリ出張辺りで言えば、まだ彼を擁護する発言も見受けられた。

https://twitter.com/t_ishin/status/725643818515587072

舛添さん、意地になり過ぎ。会見は無理筋。公用車が動く知事室であることはその通り。でも湯河原に行くのに使うのはダメ。舛添さん、早く有能な舛添さんに戻って!【橋下徹のゼミ】⇒https://synapse.am/contents/monthly/gekikara …【メルマガ】⇒

舛添要一は小生の認識ではタレント議員枠。面識のアリそうな「有識者」から「優秀な舛添さん」という発言が出ている。

また有権者の間でも、誠意が無くても仕事ができればいい、というグレーな弁護も見受けられた。

正直、その情報を持たない小生からすれば、昨今の彼の知事っぷりからみて「優秀?何処が?」としか良いようが無い。

「政治家・舛添要一」を正確に評価するために 厚労相時代の功績を振り返る
http://www.huffingtonpost.jp/masahiro-kami/masuzoe_politician_b_10017104.html

舛添氏の功績として際立っているのは、医学部の定員増だ。これは、抵抗勢力の存在を考え、誰も手をつけようとしなかった。それを舛添氏はやり遂げた。この政策を実現するためには、さまざまな抵抗勢力と闘い、そして妥協点を探った。まさに政治家の仕事だ。
官僚とも戦った。舛添氏が医学部定員を増やそうとしたときには、文科省医学教育課長に出向中だった医師免許を持つ厚労省の幹部官僚が、東大などの医学部長に「医師はなるべく増やさない方向で頼みます」と電話し回ったことが判明している。
厚労省の幹部官僚から、直接電話で「依頼」された国立大学の医学部長たちは悩んだことだろう。厚労大臣は大きな権限を持つ。しかしながら、任期は通常1-2年だ。一方、幹部官僚は、その人物が退官するまで、研究費の工面や審議会の人選などで「お世話」になる。大臣と幹部官僚の板挟みにあった場合、どちらにつけばいいか明らかだ。
舛添氏は様々な手法を用いて、この状況を克服した。例えば、前出の医系技官のケースでは、マスコミにリークした。舛添氏本人ではなく、彼の意向を汲んだ部下たちが動いたようだ。このことは、08年10月10日、日本経済新聞が朝刊の一面で報じ、大臣に対して面従腹背の厚労官僚の姿が国民に曝された。

ちょっと調べると、これが舛添要一の功績の代表的なものらしい。

抵抗勢力の拡大はそれなりに困難なものだろう。これは誤解を恐れずに言うなら「ゲリラ戦」だろう。圧倒的振りからのスタートであるから、手段を選んでる余裕はあるまい。

小生はこの功績を見て、「舛添要一は優秀」と考える思考は持たない。
説得による勢力拡大、マスコミ利用による対抗有力者の失脚。誰でも思いつくんじゃないのか?この程度で「優秀」と言うなら、日本に「優秀」な人はウジャウジャ居るだろう。そして実際その通りだろう。

まあこの記事の場合、「彼のお陰で助かった」という思いもあるのだろう。それは仕方ない。罪を憎んで人を憎まず。結構なことじゃないか。

しかしそれは彼が知事続投をして良い理由にはならない。

「舛添さんは先代や先々代よりマシ」という理由で放置されていたという驚きの東京都庁のふざけっぷり http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/47536646.html

長谷川「都政記者クラブのみなさんとか、追及したり怒ってらっしゃらないんでしょうか?」
美人記者さん「いえ、実は舛添さんは『とてもよくやってらっしゃる』というのが都庁職員たちにとっての認識だったのです。実は、先代・先々代の石原さん・猪瀬さんは都庁に来ること自体がとても少なく、来ても週に2・3日。しかも、午後からのんびり登庁、というのが普通だったのです。
それに引き換え、舛添さんは毎日、平日は朝から登庁されていました。登庁すればいいと言う訳ではありませんが、今までに比べればずっとマシ、という認識があったかもしれません」

「働いているように見える」それだけで良いのか?ちょっとそれ話おかしくないか?小生は猪瀬氏の時代は全く知らない。そもそも神奈川県民だから関係ないっちゃないのだが。

それでも石原慎太郎の評判はうっすら聞き及ぶ。代表的なものは、ディーゼル規制だが、それ以外にも結構色々あるようだ。

石原慎太郎都知事時代の業績凄すぎワロタwww http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1417247329/
1 :名無しさん@おーぷん:2014/11/29(土)16:48:49 ID:???
・朝鮮総連への課税
・国旗と国歌強制
・黒字になるまで都職員を減らし自身も含め給料減額3年間ボーナスカット
・特定施設の税減免措置排除
・銀行税
・都バスの広告付与
・赤字第三セクターの売却
・都財政の黒字化(1兆円の貯金をつくる)
・日本で初めて公会計制度を取入
・風俗店の一斉撤去
・電気、ガス、水道工事の1本化
・害鳥の駆除
・排ガス規制
・東京オリンピック誘致計画
・東京水
・災害時(三宅島噴火、東北大震災の際の迅速な対応)
・災害対策費の備蓄
・羽田沖の拡張、第四滑走路の建設
・東京の治安回復
・新型インフルエンザの特効薬タミフル400万人分備蓄等危機管理
・東京マラソンの実施
・認証保育所の待機児童対策
・長寿医療に対する独自補助
・南鳥島の承認
・三環状整備
・横田空域一部返還
・羽田国際化
・都心再開発に伴う人口の都心回帰
・学区撤廃
・ビッグレスキュー
・緑地面積の拡大
・建物の耐震化促進
・夕張市へ都職員の派遣(副知事提案)
・尖閣諸島購入計画
・新銀行東京
・築地市場移転計画
・東京都青少年健全育成条例改正案

40 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)18:01:25 ID:???
やったことも凄いけど、指摘通りやるだけなら誰でもできる。
だが各方面から反感を買うのは確実な中でずっと東京都知事に君臨し続けたのは圧巻。
42 :名無しさん@おーぷん :2014/11/29(土)18:32:42 ID:???
>>1
大江戸線、新副都心線も石原じゃなかった?
後、パチンコはぜひやって欲しかった
辞めた今でも、過激な発言をする石原慎太郎だが、行政実績と任期の長さであれば、歴代最強クラスの都知事と言えるだろう。彼を「優秀」と評することには異論はない。

正直これからすれば、舛添要一現知事は、「金使っただけで何もしてない奴」と思わない方がおかしい。

舛添都知事問題、知事経験者のコメントが続々 「次はもっとろくでもない人が」「退職勧告出るのでは」 http://www.j-cast.com/2016/05/22267462.html

元三重県知事の北川氏は、「(東京都は)お金を自分のところで持っているから、国なんて全然怖くないわけですよ」と述べ、他の地方と比較して突出している東京都の経済力について指摘した。
また、現職の鳥取県知事の平井氏も、「人口一人あたりの法人関係の税収、1番少ないところの6倍東京都に入る。税収全体でも2.6倍ある」と東京都の経済力について述べた。組織が大きいため、変化をもたらすことが難しいともコメントしつつも、「(それだけの経済力が東京にはあるから)私がもし東京都の知事だったら、もっとできた」と批判した。
高知県前知事の橋本氏は、舛添都知事が選ばれた経緯から、何をやりたいかが定まっていないながらも、「都知事になればステータスになっていいかな、と思われたと思うんです」と指摘した。その一方で、「舛添さんが辞めたら、この次はもっとろくでもない人が出てくるんじゃないか」と述べた。
「次はもっとろくでもない人」。実際その可能性はかなり高い。舛添要一が都知事当選したのかといえば、他に選択肢が無かったのだ。

都知事「リオ五輪後に進退を」 http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160613/3057974.html

また、政治資金パーティーの出席者20数人分のサンドイッチ代として喫茶店に支払った1万8000円の支出を「不適切ではない」とした弁護士の調査がどのように行われたのか問われたのに対し、舛添知事は「弁護士が2回ほど電話したが、断られた」として、店側には直接、確認できなかったことを明らかにした上で「事務スタッフにヒアリングをして、領収書の存在や筆跡も確認した。私自身はきちんと勉強会をやっている。
まったく何の疑いもない」などと答えました。
続いて公明党の松葉多美子議員が、政治資金で購入した多数の美術品を解散した政治団体から現在の政治団体に引き継ぐ際に収支報告書に記載していないのは資産隠しではないかと問いただしました。
これに対して、舛添知事は「私物化する気はまったくない。政治団体の政治資金で購入したものなので、現在の政治団体「泰山会」にそのまま引き継いだ。私の認識が間違っているのであれば、どういう形で是正できるか考えたい」と述べました。
また美術品の保管場所や贈り先の氏名などを、20日の集中審議までに示すよう求められたのに対し、舛添知事は「しっかり精査して、条件が整えば示せるようにしたい」と述べ、できるだけ早く、リストを作って公表する考えを示しました。
さらに社長が実在する根拠があるのかと問われ、「政治の機微に関わる問題についてお答えするのはご容赦頂きたい」と同じ説明を繰り返しました。
またホテルの領収書には、ただし書きがなく、明細書をあえて切り離し、家族旅行を政治活動として報告できるようにしたのではないかと指摘されたのに対し、「そういう意図はない。会計責任者が切り離して添付したのだと思うが、今後は間違いのないようにしたい」と述べました。
最後に共産党の曽根議員は、舛添知事に辞職を求めた上で、より厳しい調査権を持つ百条委員会の設置を求めました。

続いて、民進党の西沢圭太議員が、舛添知事が政治資金パーティーで参加者に配ったとされる自身の似顔絵入りのまんじゅうについて「購入したとされる政治団体はすでに解散していたはずで、なぜ、この団体が購入しているのか」と問いただしました。
これに対して舛添知事は「確認したところ、弁護士が報告書を書く際、別の政治団体を書くべきところ記入ミスをした。たいへん申し訳ない」と述べ、まんじゅうを購入したのは現在の政治団体の「泰山会」だったと答えました。
これに対して舛添知事は「中国服は書きやすいので愛用している。
美術とともに書も私の趣味であり、外国の人から書を頼まれたりりするので、何らかの役には立っていると思う。硯や筆は事務用品になると思うが、指摘の中国服については批判を受けているのであらためたい」と述べました。

「給料要らない」。見違えるほど愁傷な態度だが言うのが余りにも遅すぎる。パリ出張費用の時は「都民って誰?」とまで言っていたではないが。その上数々の会見でもとぼけつづけ、議会で追求されてからようやく頭を下げた。

謝るのが下手な奴には誠意はない。今までもさんざんそういう例を見たではないか。特にオリンピックエンブレム問題で。

自民、説得拒まれ…ついに見切り 「何とかリオまで」おえつ漏らした舛添氏 http://www.sankei.com/affairs/news/160614/afr1606140028-n1.html

「ここまで耐えてきたのは、リオ五輪で東京を笑いものにしたくないから。どうか東京の名誉を守ってもらいたい」
川井議長は懸命に辞職の道を説いたが、舛添氏は首を縦に振らなかった。
 そして午後2時半に始まった議運理事会。舛添氏は「ご迷惑をおかけしました」と陳謝する一方、続投へのけじめと位置づける自身の給与全額返納と副知事人事の2議案を説明し、硬い表情で退室した。

この段階「東京を笑いものにしたくない」という発言が出てくる理由が判らない。本気で思ってるなら、自意識過剰だし、世界情勢に疎すぎる。

今でも自分がトップリーダーだと思ってるのだろうか。そしてこの有様が海外に伝わってないと思ってるのだろうか。

仮にまだ「東京が笑いものに成ってない」のなら、都知事の首がすげ変わった程度で評価が落ちることはあるまい。また既にオリンピックエンブレム返上をやる時点で、森委員長がその心配をしている。そして返上している。安心して辞めてほしいのだが。

残念ながら、結論から言えば全て建前だろう。

彼は「死んでも死に切れない」と言ったはずだ。手前のプライドが一番大事。その他の発言は、自己正当化に過ぎない。


<舛添都知事>知事不信任案「リオ五輪終了まで猶予を」 毎日新聞 6月13日(月)21時35分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160613-00000073-mai-soci
舛添氏は集中審議の最後で発言を求め「都民の皆様に伏してお願いしたい」と切り出した。不信任案が可決されれば辞職して知事選になるか、議会を解散して都議選を行うことになるとして、リオ大会に選挙が重なるのは「次期開催都市として、国家的大事業の2020年東京五輪・パラリンピックに極めてマイナスになる。混乱は公益にそぐわない」と語った。
その上で自身の進退について「知事の座にしがみつくわけではない」と述べ、不信任案提出の判断を9月18日閉会のリオ・パラリンピック後に先送りするよう求めた。
他者を「優秀」と評する人間は「優秀だから何でも出来る」と考える傾向が見える。しかし、世の中そのレベルでの万能はなかなか見かけない。

結論、
  1. 人間やっぱり得手不得手はあるよね。
  2. とりあえず舛添要一には、都知事の職務は無理じゃね?向いてないよ。
  3. 彼を降ろしても、後任が働いてくれるという保証はない。
  4. しかしそれは彼が、現在の地位に固執して良い理由にはならない