2010年7月21日水曜日

日本の夏の高熱化は異常

熱中症で何人が亡くなっているらしい。暑いのは確かですが、正直、まだ序の口でしょう。8月には40度を超えるのは、予想に難しくありません。 地球温暖化と言われてもピンとこないかもしれませんか、熱中症で命に関わるとなれば、明日は我が身。日本人は、誰かが死ぬまで事態の深刻さを解ろうとしない人種です。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/heatstroke/

地球温暖化だの、ヒートアイランドだの、少なくとも関東平野は熱くなる一方でしょう。早な対策が必要でしょう。少なくとも、熱中症で死ぬことはないくらいには。

秋葉原では、何年か前から「打ち水」をやっています。今年もやるらしい。
2005年の実績では、気温が1度弱、下がったらしい。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50007045.html
気化熱恐るべしです。

とは言え、直後は2度上がった上に、「蒸し暑い」らしい。
当たり前です。近辺には、大量の水蒸気が漂っている筈。
水蒸気が抜ければ、気温が下がるのは道理です。
一旦31度に上がってから27度まで下がったので、実は4度も下がってる?

#いやその前に、5年前の今頃は、まだ28度前後で、30度を越えてません。
#そこにも注目すべきでしょう。日本の夏の高熱化は異常。

この気化熱を、安定活用しようという製品が幾つかあります。
そのうち一つがドライミスト。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドライミスト

ドライミストという呼称はどこぞの登録商標らしいですが、まあいいや。

微細な水滴を噴射して、気化熱を奪うと言うもの。水滴を蒸発寸前で寸止めして、これから気化させるのが味噌。肝は熱を持っているか否か。水蒸気だったらただのサウナです。

とは言え、室内で稼働させても、蒸し暑くなるまでは行かないらしいので
打ち水よりは安心して使えそう。

従来の空調は、閉空間の熱と、外に運んで捨てて来るわけですが、機構も複雑だし電気代も掛かります。何より屋外には適用出来ない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/冷房

筆者の記憶では、関東で最初は秋葉原の駅前広場の何処かの階段ですが、他にも幾つか設置の実績は有るらしい。何処かの駅のホームに置いたと言う話も聞きます。

http://www.youtube.com/watch?v=oXsS9epzaqQ&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=AG8ON_12img

とは言え、まだ普及してるとは言い難いですね。
だって、私の通勤ルートには一台もありませんもの。

もう、駅のホームは全て、イベント系施設は全て、ドライミストを導入したらどうでしょう。
装置はまだ高いらしいですが、夏でも涼しくて快適となれは、利用者も増えるはず。中央線に導入したら、頭が冷えて、自殺も減ったりしてね。