2010年7月31日土曜日

ubuntu 10.04 lucid

筆者は変態なので、Windows XPは殆ど常用せず。
Vista/7に至っては運用経験がありません。

まあ、新しくPCを買ってくると、勝手に7が付いてたりするのでしょうが、
BTOでOS無しを選んだり、速攻でlinuxに詰め直したりするので関係無いです。

ところで、ubuntuは、ここしばらくは9.04で運用していましたが、
出稼ぎ先の従業員T氏に触発されまして、メジャーアップデートを掛けてみました。

ubuntu系というかdebian系で驚いたのが、
普通にルートパーティションからbootしたままで、
メジャーアップデートが出来てしまうことですね。
最近だったら、Cent/Fedoraでも出来るのかな?知らないです。

(9.04→)9.10→10.04LTS と、一足飛びにアップデートしました。

それぞれ、2時間ぐらい掛かったり、途中で質問ダイアログで止まったりでしたが、
ホームディレクトリ類がそのままなのが助かります。

まあそれはそれで置いといて、バックアップをしといた方が良いのは確かですが。

パーティションを眺めてて気になるのが、ureadaheadなるディレクトリ。


ファイルシステム 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/sda1 148268440 18574584 122162184 14% /
none 959152 308 958844 1% /dev
none 965936 452 965484 1% /dev/shm
none 965936 476 965460 1% /var/run
none 965936 0 965936 0% /var/lock
none 965936 0 965936 0% /lib/init/rw
none 148268440 18574584 122162184 14% /var/lib/ureadahead/debugfs


ナンデスカ?

bootの高速化を目的とした、先読みサービスらしい。
実際、電源投入から10秒ほどで、Xのログインまで行きます。

ええと?早いよねこれ?アレ、元(9.04)はどれくらいだっけ。
#腹を括って、留守番サーバ(8.04LTS)もアップグレードしてみようかのう。

他にも取りあえず10.04にして助かったのが、


  • vlcが1.0.6。このバージョンは倍速済生でも音声の周波数が上がりません。
  • kompozerが0.8。メニュー等が日本語だったり。
  • eclipseが3.5だったり。(Android開発プラグインが入る)
  • mercurialが1.4だったり。(とっくの昔から実用レベルでしたが、日本語メッセージが入ったりgraphが付いたり)


いずれも本家サイトからバイナリ配布を使っていたものです。
apt-getでスルっと入るのは助かります。

ただし、ureadahead開発者と、ubuntuの間で、
なにやら確執があるらしい?よく判りません。
http://kawaji.wordpress.com/2010/04/10/ureadahead-faq/