2010年3月30日火曜日

仕事で使いたくないプログラム言語

結論から書きます。続編あり升

仕事で(プロが)使うなら、次のことをサポートすべき。
言い換えると、私が使うならサポートして欲しい。

  • 概ねオブジェクト指向 → 大規模開発に必要
  • 多重継承 → コピペ禁止。mix-inには必須。
  • 豊富なシンタックスシュガー → 細かい事なんか気にしてられない
  • 名前空間 → 大規模開発に必要
  • 豊富な標準ライブラリ。もちろん名前空間で適切に隔離していること。
  • 例外処理 → 大規模開発に必要
細かい話は、別エントリを書く予定なので、とりあえず割愛します。

日本では何やら、エンタープライズ界隈を中心に、
Java信仰なるものがあるっぽいですが、
Javaは小規模の仕事にはまるで向いてません。
10人月以上の案件に使うべき。
シンタックスシュガーが無いのもダメです。

今大流行りPHP系も、正直気は進みません。
重要な、名前空間と多重継承が使えません。
別エントリでも書いてますが、暗黙型変換が暴発してるので、
故に、今度は大規模開発には向いてません。
豊富すぎる標準関数が、名前空間を食いつぶすのもダメです。
PHPタグで始めなきゃいけない点も萎えます。

C++/C系は、生ポインタがある時点で、正直勘弁です。
言語は道具でしかありません。
受注金額がゴリゴリ落ちてるこのご時世、
メモリ確保と開放の心配までやってられません。
人間のやることですから、メモリ開放なんて、忘れるに決まってます。

Perlは、「CGI言語」として定着しましたが、
最近はPHPにその人気を奪われがちです。
オブジェクト指向の切り口が特異なのと、例外処理が無い点で、
仕事言語としてはマイナスです。
Mooseとやらのお陰で劇的に改善しては居るらしいですが。
いや、嫌いじゃないですけど。括弧を省略できたりとかね。
わざわざ「Perlで書いてね」なんて酔狂な顧客は居ないでしょう。