2010年3月25日木曜日

AndroidはタブレットPC用OSでもある

Android OSは、携帯電話OSとしては、微妙ですが、
携帯電話「以外」向けとしては、地味に普及しつつある気がします。
このジワジワ感は、linuxの黎明期を彷彿とさせる感じ。

ASUS eeePCのlinux英語版を購入したことがあるのですが、
起動画面はまさしくフォトフレームでした。
オープンソースのウインドウマネージャ(icewmだったかな)の設定だけで実現してました。
目から鱗が落ちました。

この調子だと、他のアジア製のフォトフレーム製品も、
中身はlinuxだったりするんだろうな、と思いました。

とはいえ、ディストリビューションを、
1個作るぐらいの手間は掛かります。

この点、Android OSであれば、
何もイジらなくても「それっぽく見える」上に、
多国語、タッチパネル対応ですから、
この手の製品向けとしては、有力な選択肢でしょう。

実際、Android tabletで検索すると、何機種か引っかかります。

日本製もあります。
http://www.widgets-tr.jp/

しかも古典的フォトフレームと違うのは、
本質的に、arm linuxベースのOSなので、
ブラウザもメールも使える訳です。
何だったら、無料SDKで、プログラムを自分で書けます。

この辺りの市場を睨んで、先手を打ってきたのがiPadなのだろう、
と解釈してます。

家に帰ったら、PCはメイルを読むだけ。
もしくは子供にとられて使えない、なんてお父さんも居るでしょう。

今まではベッドサイドPCは、ミニノートの出番でしたが
こういう「メイルを読むだけ」端末の登場で、PC離れが加速しそうです。

自由な姿勢で使えるので、布団の中でも使えます。
個人的にはこれを「ごろ寝ソリューション」と呼んでいます。