切がないのでブログに書くことにする。（どの道誰も見に来ないんだが）
例によってどいつもこいつもふわっとしたことしか言わないので、1と全を混同するようなメタ話になってる。
マカロンさんはTwitterを使っています 「@photorockwell @yukipowerup これはキャンディッドフォトという伝統的な写真撮影技法です。真に写真好きというのは厄介な人種なのかもしれない時代ではありますが、少しおおらかな心でみることはできないでしょうか。誰もが今を記録できないとしたら写真を文化にまで引き上げた先達は悲しむと思うのです。(心配りは必須ですね)」 / Twitter https://twitter.com/master_macaron_/status/1225097312168366086
栗さんはTwitterを使っています 「@master_macaron_ @photorockwell @yukipowerup キャンディッドフォトを潰しているのは時代ではなく彼です。撮った後まず謝り、名刺を渡し、使用許可を得るのがプロだし、そうではないから炎上しているのです。これでは通行人におもちゃの銃を向けて逃げ回っているのと変わりません。」 / Twitter https://twitter.com/qurinosuke/status/1225227506728353792簡単な話だ、順番に行こう。
彼が問題なのは、
- 素人の被写体候補に
- （撮影の意図を隠したまま）被写体候補に近づき
- 被写体のパーソナルスペースを侵害した上、いきなりカメラを構えてる
監視カメラと比較しての反論には、「パーソナルスペース侵害」で反論できる。それに定点カメラは「特定個人を取ることを意図してない」のが明白だろう。
「盗撮じゃないよ」論も、カメラを隠して近づいてるからグレーだろう。裁判やったら負けるんじゃね。
富士フィルムとしては彼を何回か取り扱っており、今回の騒ぎは寝耳に水だろう。
Interview Vol.9 鈴木達朗｜FUJIFILM X-E3 HANDS ON｜富士フイルム×東京カメラ部 https://xseries.tokyocameraclub.com/xe3_handson/interview09.php
最初は一眼レフで撮っていましたが、ストリートスナップで使っていると威圧感があり人が逃げてしまうんです。それを回避するために1インチセンサーのカメラまで試しましたがどうしてもしっくりこなかったんです。ハイ。ダウト。被写体が逃げられないように小さいカメラに変えました！って言ってるじゃん。
つまり彼もグレーだという自覚があるだろう。
ただ理由が間違ってる。威圧感があるから逃げるんじゃねえよ。撮られたくねえから逃げてんだよ。それを、素人（私人）に対して小さいカメラに変えて撮影意図を隠した挙げ句、パーソナルスペースを侵害して至近距離で採る。
それを撮影技法だから許してやって派はマジで判ってない。
いやまてキャンディッドフォトの定義を確認しようか。
キャンディッド・フォト | 現代美術用語辞典ver.2.0 https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88
ザロモンは24年に発売された小型カメラのエルマノックスを使い、法廷での裁判の場面や、ドイツで開催されていた国際会議で参加者たちが見せる自然な姿を、スナップショットの手法で撮影。その写真の斬新さに驚嘆したイギリスの『ザ・グラフィック』誌がザロモンを「キャンディッド・フォトの名手」と呼び、また、当時のフランス外相アリスティード・ブリアンは、「国際会議に必要なものは、数人の外務大臣とテーブル、そしてザロモンである」と評した。
これを「撮影技法」とか言っちゃう？ 撮影対象は公人で、やってることは単なるゴシップカメラマンじゃん。
shinya takahashiさんはTwitterを使っています 「ちなみに、このスナップはセーフかアウトか、ぜひ教えてほしいところ。 https://t.co/Tum5zPUgcl」 / Twitter https://twitter.com/_st_1972/status/1224969788184653825
これがなぜ反論になるのかわからない。「撮る側」って本当に無自覚なんだなというのがよく判る。
どうしてもやりたければ、「キャンディッドフォト撮影中」ってノボリを背負って歩け。糾弾の大部分はそれで溜飲が下がる。
