2014年10月28日火曜日

「Rasmus Lerdorf」名言集を聞いたらむしろ嫌PHP厨がファビョる必要なくね?

小生初めてしりました。逆に言うとその程度の興味しかなかったってことですが。
http://anond.hatelabo.jp/20100427231539
ファビョるの云々ということはどうやら煽り文脈らしいが、小生としてはむしろ合点が生きました。

  • 今のPHPを作ったのは、何十人もの開発者ですよ。私は1人目の開発者だったに過ぎません。
  • 問題を解くのが好きなだけで、プログラミングは大嫌いです。
  • いかにプログラミングを避けるかを考えていたら、コードを再利用するためのツールとしてPHPができました。
  • PHPは、歯ブラシみたいなものですね。毎日使うものですけど、だから何でしょう?誰が歯ブラシの本なんて読みたがります?
  • パーザを書くのは苦手です。本当にダメなんです。今でもね。
  • PHPには「protected属性」も「仮想メソッド」もありますよ。情報学科の教官が「重要だ」っていうやつは何でもね。僕自身は、こんなものどうでもいいと思ってますけど。
  • プログラミングを好む人がいるのは知ってますが、全く理解できないですね。
  • 僕はホンモノのプログラマではありませんから、やっつけ仕事ですよ。
  • ホンモノのプログラマは、「動いてるように見えるけど、メモリリークだらけじゃないか。直す必要があるかもね」なんて言うでしょう?僕なら、10リクエストごとにApacheを再起動しますね。
  • いえ、メモリリークはちゃんと気をつけてますよ。でも、プログラミングってほんとクソだなと思いますね。
  • プログラミング言語を作るつもりはありませんでした。どうやって作るのかも知りませんし。論理的に必要だと思われるものを足していっただけなんです。
  • 僕の発言に怒ってる人がいるようですね。僕がプログラマとしてひどいのは認めますけど、でも、多分あなたたちよりマシだと思いますよ(笑)。
もっと早くこれを知るべきでした。であればわざわざこんな事を書く必要もなかった。だってアナタ全部原作者のコンセプト通りだもの。パーザが腐ってるのは不可抗力だったようですが。

http://gihyo.jp/news/interview/2010/rasmus

PHPが、小道具の材料としてある程度使えるのは小生も認めます。間違いはそれを大規模開発に使おうとすることです。原作者がこんな調子なんだから、大規模プログラムに使ってよいわけがない。メモリリーク放置ですよ?

ただし、改めて原作者が「プログラマ」であることを認識しました。「こんな偏屈者がプログラマでないわけがない」何より自分の手間を省くためのプログラミングは圧倒的に正しい。自分の実力を的確に把握してもいるようです。自身をプログラマと呼ばないのはただの謙遜であり弁解でしょう。だから「PHPが駄目言語でも勘弁してよね」とそういうことだ。メンドクサイ奴だなと思いますけどね。

むしろ、嫌PHP厨は、この発言を引っさげて、上司あるいは顧客を説得しましょう。PHPは商用プログラム製品ではないということがハッキリしました。原作者の「賄い」を食わされてるわけです。最初は「ま、オープンソースだから!」で済んだものでしょうが、未だに「賄い感」を維持してるってのは逆に凄い。悪い意味でブレてません。

逆の意味で、Zend社が「PHPで儲ける」のは無理なんじゃね?とも思う。