2014年10月21日火曜日

「デジタルキュレーション」とか、何言ってんの?って感じだが

tumblr、相変わらず使ってます。実はちょっとモチャクチャやってるウチに死んだとおもってたアカウントが生きてた事が判ったこともありまして※厳密には、生き返ったものと思われる。方法はナイショ
しかし、誰かが言い出したキュレーションという造語。tumblrがそんなに知れ渡ってもいない4年ぐらいまえから、(恐らく流行らせようとした誰かの造語だと思われるが)情報を整理収集する有様を、博物館長やら司書長やらになぞらえてるらしい。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-189130

英語圏発祥ではあるが、ダカラ正しいとか正しくないとかの話ではない。tumblrで正しく4000枚ぐらいの画像を集めてる(人様に言えるの言えないの合わせてフォロワー1000人余り。自慢ではない)小生からすればとしては違和感が凄い。

そりゃアナタ、当の本人がそこまでの気概を持ってないんだから。個人が全くのオレオレ趣味で集めたものに、価値観を求められても困る。せいぜい収集家ってところだろう。ましてや、tumblrの場合はサブブログに限ってパスワードを掛けることが出来る。公開は必須ではない。誰も入れない博物館が機能するのだろうか?

http://www.weblio.jp/content/%E5%8F%8E%E9%9B%86%E5%AE%B6

それでもなお、似たような趣向の人を見つける可能性はあるわけで、同好の師を見つけたっぽければ、フォローしたりされたりする訳ですが、ただしフォローした人でも結構なコレクションを持ってたりするので、タダの「博物館に来た人」だけでは収まらないわけです。仮に博物館長だとて、その館長は、他の博物館に行きますか?って話です。※っていや知りません。館長に聞いてください。

tumblrが提唱した(?)リブログという機構ありきですが、他人のコレクションを丸まる自分のコレクションに統合してしまえるのです。「キュレーター」だの「キュレーションサービス」だのという呼称は、そこまで表意できてません。それが違和感の一つ。

逆に、リブログの簡便さから、一時は絵師の皆さんによりその是非が問われたりしたものですが。(無断転載に当たるか否かとかその辺りの)  tumblrは比較的、原作者に敬意を表するタイプのサービスです。収集者によっては、コメントをバッサリ削るタイプの人も居ますが、bookmarkletを使う限りは、メタ情報に引用元URLが残ります。またリブログする場合は、部分的にメタ情報が書き換え不能になります。画像の増減やらレイアウト変更が出来なくなるとかね。

最近は絵師本人が直接tumbrに貼る例もあるようです。ツイッターで放流するよりは全然マシな行為だと思いますよ。リブログやらスキ!やらありますから、むしろ支持を把握しやすいかも知れません。サイトデザインもカスタマイズし放題ですし。記憶に新しいものだと、フリーダムウォーズ関係者のオフィシャルブログがtumblr。 http://freedomwars-yoshizawa.tumblr.com/ へえこんな手もあるのかと思ったものです。

ただ問題のtumblrですが、何で収入を得てるのかイマイチ判りません。イキナリ閉鎖とかならなければいいのですが。