2012年8月5日日曜日

惑星(ほし)のさみだれ

惑星(ほし)のさみだれ

既に完結していて、全10巻。

題名のさみだれは、ヒロインの名前で、主要主役として、夕日が居ます。とは言え、他のキャラもそれぞれちゃんと魅力的に描けています。もちろん掘り下げエピソードあってのことですが。

男性にはお勧めですが、女性には判りません。出稼ぎ先の女性(腐ってない?人)実際ちょっとビミョーな反応でした。

恐らく根底にあるテーマの問題でしょう。もちろん良いとか悪いとかの話ではありません。筆者の解釈はこうです。他所様のブログの受け売りも入ってます。

  • 継承
  • 成長

劇中の年長者は、年下の手本となるべく振る舞っており、明確ではないが師弟関係であるとも言えます。また、大学生以下の人物には、明確な(さっきと言ってることが逆ですが)師が存在しています。こういう図式を丹念に描いてるコンテンツは珍しい気がします。

「継承」したものが何なのかは、2巻(10話ぐらい??)ぐらい後に明らかになり、それが当人の「成長」に繋がっている、というわけです。しかしそれは概ね、泣けるエピソードであり(ややネタバレ)それが本作の大きな魅力であると思うわけです。とは言え、それに感銘をうけるか、切ないかで、意見が分かれるような気はします。

ネタバレあり詳細