2017年3月11日土曜日

野生の歌姫 Maia Gough

恥ずかしながら小生はつい最近知った。

まずはイギリスITVが主催するタレントオーディション。

http://www.itv.com/britainsgottalent

その2015年に登場したファイナリスト。
それが Maia Gough。当時12歳の彼女だ。

http://www.itv.com/britainsgottalent/audition/could-singer-maia-gough-be-the-one-to-watch



いやもう、このポーズでネタバレなんだけどね。

当時12歳。サマードレスで現れた彼女はちょっとあどけない感じ。
笑顔からちらっと見える八重歯がカワイイではありませんか。
麦わら帽子が無いのが残念だ。

Youtubeもあります。

12歳の少女のパフォーマンスが満員の観客を魅了する。
これは伝説の放送だったのだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw

最初から見ると、審査員のインタビューからなので気の短い人は1分目から

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw&t=60

更に気の短い人には、圧巻のサビからどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw&t=145

Don't make me cry を歌い上げると同時に、右腕を大きく開く。

同時に起こる歓声。

曲名を聴いたときには訝しんでいた審査員も、最初のワンコーラスで目の色が代わり、このサビで顔を見合わせる。

この表情はなかなか興味深い。「感心」を通り越してる。
おそらくは「脱帽」だ。

まさかこんな大胆に歌い上げるとは夢にも思わなかっただろう。
そこで冒頭の写真を見ていただきたい。これは「貫禄」といっても良い。

何度見てもこの流れは飽きない。

自分のため、あるいは家族のため、彼女は歌うのが大好きなのだろう。それが伝わってくるようではないか。

そしてサビの Don't make me cry はもう一回ある。

思わず固唾をのんで見守る観客。来るぞ。来るぞ。来た!

今度は左腕を高く上げる。再び巻き起こる大歓声。

最期は観客も審査員も立ち上がってのスタンディングオベーション。

これほどの「貫禄」で、果たして「原石」と呼んでよいものかどうか。
本職から見たら、これはもう脱帽としか言いようがないだろう。

後日談のような動画もあがってる。
歴代ファイナリストという感じで紹介されてるように見える。
アナウンス真面目に聴いてません。聞くか....

https://www.youtube.com/watch?v=rWLLcMty9ZE

最終的には別の曲も歌うのだが。
おそらくは家の周辺散歩する姿、自室で歌う姿が映る。
自然に囲まれた田舎町と言った風情。
そういや南ウエールズと言っていた。良いところですねえ。

そこに彼女の歌声が毎日のように響き渡ってるのだろう。
町の名物。野生の歌姫。そんな光景が目に浮かぶようだ。

しかも、オイオイ美人になってるじゃねえか。
女の子が育つのは早えなあ。
歌ってる曲目は。残念ながら判りません。無念。

そして現在ではどうやらユーチューバーをやってる模様。

https://www.youtube.com/channel/UCk9q7oz8d5B4zSbEMLXhwgw

宅録のI have nothingも上がってる。

https://www.youtube.com/watch?v=ukBlO5T4N7I

バストアップしか映らないがフルコーラス。

前述のオフィシャルサイトでは、powerfull performanceと形容しているが、
それもさることながら、とにかく楽しそうに歌うなのだ。

先の番組はオーディションだったはずだが、彼女は果たしてどうするのか。
とりあえずユーチューバーなのか。

彼女の場合はこのままユーチューバーで居て欲しい気もする。