2016年8月29日月曜日

楽天市場?ああ、そんなのあったあった

10年ぐらいまえまでは楽天市場を使ってような気がするが、近年ではアマゾンしかつかってない。

理由は後述するが、引用している記事でも。


楽天の危機…停滞鮮明で成長「演出」に必死、ヤフーの猛攻でトップ陥落 - ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る http://biz-journal.jp/i/2016/01/post_13136_entry.html

楽天市場とYahoo!ショッピングの出店者数に大きな違いが生じたのは、ビジネスモデルの違いによる。楽天市場は出店料で稼ぐ。出店料は月額1万9000円からとされ、さまざまなオプションなどを付けると年間出店料は実質58万2000円に上るという(15年5月29日付楽天出店サポートマガジン『楽天逆転プロジェクト』メール版『楽天出店で失敗しないために』より)。
正直、楽天とヤフー日本で小競り合いやってる場合じゃないだろう。

どっちも買うものが最初から決まってる場合は 何処で買うか→何を の遷移になっていて、非常に使いにくい。

一方アマゾンは、商品ありき→何処で買うか の流れになっていて、話が速い。

楽天 三木谷社長が講演、「品質向上にこだわる」 - 通販新聞 http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2016/02/post-2416.html

取り組みの一環として、レビューで低い評価をしたユーザーに対し、投稿から2分以内に同社のカスタマーサービスが電話をかけて、不満点や苦情などを聞き取るサービスを始める。同社のECコンサルタントも即座に苦情への対応を行う。ユーザーに対してはお詫びとして、「楽天スーパーポイント」を500から2000ポイントプレゼントする。
4万店舗の集合体である楽天市場のクオリティーを上げるには、1店舗ごとの意識が必要だ」とした。あまりにも悪い評価が付いた店舗についてはいったん閉店させたり、悪質な場合は退店させたりすることで、モールのクオリティーをキープするという。

この辺り、非常に日本企業らしい発想。ユーザの評価は証拠隠滅、低評価の店舗には臭いものに蓋。

これで品質向上とか言っちゃいけない。「消費者の評価」は「ただの変数値」では無いからだ。仮に楽天市場内部で、「臭い店舗が無かったことになった」としても、ネットの谷間には残る。

嘘情報だけを流す楽天のやり方から、客が更に離れるのは必然だろう。

楽天市場がガチで嫌いな友人に、楽天を使いたくない理由を聞いてみた。なぜ楽天市場のがお得な場合でも、頑なにAmazonを使い続けるのか? - クレジットカードの読みもの http://cards.hateblo.jp/entry/rakutenichiba-kirai-reasons/

ネット通販マスターの私は、本文読むまでもない :)

楽天市場を始めとした、日本古来の「ショッピングモール」スタイルにはまあ私も昭和の時代は世話にはなった。

そこでアマゾンの商品を軸にした検索は新鮮だった。スゲエ探しやすい。大抵の消費者がアマゾンを使うだろう。

しかも発送方法にコンビニ受け取りを選びたい私は3秒で結論を出せる。

楽天は発送方法選ぼうとしてから、「代引きやってないのかよ!」とかしょっちゅうだった。不便以外の何者でもない。店舗によって配送業者指定があるのも使いにくかった。

事情は判る。配送業者と加盟店とはそれぞれが独自契約してる。佐川だったりヤマトだったり日本郵便だったり。しかし宅配業者の選択そのものも利便性に関わってくる。

バカ高い加盟料金で加盟店離れ&使いにくいUIで消費者離れは必然。楽天市場オワタ。

その上で、一応本文をまとめてみましょうか。

1.配送が遅い、いつ来るかわからない:
2.商品ページが時代錯誤:
3.写真よりも安っぽい商品が届く:
4.ショッピングカートが姑息:
5.メールマガジンが嫌い:
6.ヘッダーが長すぎ&バナーだらけ:
7.ポイント何倍って何倍だよ:

まあ概ね想像通り。

まあ楽天があのUIに拘ってるのは、バカ高い加盟店料金=「ネットに店を出しましょう!」も理由の一つ=それ自体が時代遅れだが=だと思うから、そうそう換えることはないだろう。

楽天市場の大失速の訳は毎度言ってるとおり、とっても単純ですよ http://blogos.com/article/188016/

1 基本的に価格が高い
2 送料が有料が大半でしかも時間がかかる
3 評価が使い物にならない
4 検索が使い物にならない
ほぼ消費者としての利便性の話ですね。そして前出の記事を言い換えてるだけ。

そしてそれらの消費者としての不満の殆どを解消してるアマゾン。まあそのお陰で倉庫勤務がブラックだとか色々言われてますが。
  • 加盟価格が低い → 商品の販売価格の低下に繋がる。
  • アマゾン倉庫からの発送
  • 検索は商品ベース → 商品検索の利便性