一般人が期待する「天才」は、一般人がほとんど出会うことはありません。
住んでいる世界が違いすぎるので。多分。
ソフトウエア業界で言うと、
グーグル社内には何人か居るかも知れません。
普通の大企業には中々居ません。
居たら上司は扱いにくい筈だから。
誰かが他人を「天才」と称したときは、
「彼が何をしているか私には判らない」=「イミわかんない」
と最近は解釈しています。
穿った見方ですが、当たらずとも遠からずでしょう。
人間は、自分が理解できないものを見たときは、
理解するための努力を放棄することがままあります。
筆者の「天才」の定義は、
自分が思考していると自覚せずに、いきなり結論を導き出せる。
だと思います。
決して、
自分にはどうやってるか判らないが、何でもやってくれる人
ではありません。
誰かに「天才」呼ばわりされたら、喜ぶ前に、
何か大仕事を頼もうとしてないかを
警戒すべきでしょう。
「天才」は「便利屋」でも「魔法使い」でもない。