2010年10月20日水曜日

「視聴者」じゃなくて「お客さん」と思ったらどうか?

いまだに放送業界は判ってないというか。

番組(コンテンツ)があれば、視聴者を30分単位で拘束できる。

という妄想は捨てるべきでしょう。

不景気→忙しい→時間がない→テレビなんか等速で見てられん。

というのは当たり前の話でしょう。
ワンセグに望みをつなごうって言ったってたかが知れてます。

民放なんかもう行き詰まって、Youtubeの再掲載だったりする。らしい。
そんなもん何処かのブログで十分だし、彼ら自身がそこからパクった筈。
なのに、改めて放送を見る奴がどれだけ居るのか?

いや気づいているのかも知れない。下っ端は。

知ってる人は、退屈するだけ。
インターネットを知らない人だけならどうにか。
「視聴者」を舐めてるのかと。

テレビ業界のそもそもの歪みは、
「視聴者」を「CMを見せる相手」としか思ってないところでしょう。
誰も言ってませんけどね。明らかでしょう。

「CMを見せる相手」の母集団を確保して、時間枠を大企業に売る。
そういうビジネスモデルで成り立ってきた。
あくまで彼らの「お客さん」は、「視聴者」ではない。

しかし、視聴者は、CMのために見てるわけではない。
テレビ局のために、テレビ番組を見てあげる義理はない。
暇だから。好きなタレントが出てるから。

娯楽の少ない昭和初期は、テレビの前にかじり付くしか無かった。
しかしそれもインターネットの普及まで。
いまの20代は「パソコン通信」なんて通じませんよ。

暇つぶしのネタには事欠きません。
携帯電話アプリおよび携帯ゲーム機もその一つでしょう。
そして最初に書いたように、時間がない。

ましてや、地デジの売りの高解像度は、無線なればこそ。
インターネットストリーミングではとっくの昔。
しかもPCの解像度は、HDの面積比で4倍以上も既に存在します。

地デジ化で受信料収入1割減の試算 ピンチのNHK「給料、職員減らせ」
http://news.livedoor.com/article/detail/5077481/

っていうか、衰退していく民放を尻目に、
「受信料」にあぐらをかいてるのは最初から。

外国人が日本のテレビ番組をつまらないと思うワケ
http://news.livedoor.com/article/detail/4465638/

民放は既に「コンテンツ製作」を放棄してるってことよね。

いや、楽しみ。地デジ始まった途端。テレビ局がボコボコ潰れそう。
アナログでやってりゃ良かったのに。