MSが、chromebookに対抗して作ってるはずの10Xが、頓挫したらしい。
思えば、MicrosoftがWindowsそのものに変更を加えて「“モダン”なOSを作る」という目標を掲げてから10年以上の月日が経過している。「モダンなOS」って何?と心の底から聴いてみたい。
小生が常用してるのはlinuxでより厳密にはchromebookメインだが、windowもたまに、macosはそこそこ使う。
この中で、windowsが抜きん出てアップデートが遅い。
「アップデート終わらなくなっちゃってー」とみんな言ってるだろう。あんなに当てにならんパーセント表示もない。しかも corei7でもSSDでも遅いんだよ。信じられんことに。
端末スペックお構いなしに統一OSが動かそう、ってのもオカシイ。
起動すると大量のプロセスが立ち上がるため、特に低価格atom/celeronノートだと、ログインしても3分間ぐらいはまともに操作できない。そんなもん自動的に縮退しろやと思う。それもOSの仕事だろう?
たまーにツイッターで話題になるだろ。今のPCでw95を動かすと凄く速い!って。インテルが幾ら毎年強いCPUを作っても、MSの新作がそれを食いつぶしてんのよ。 特に小生は、型落ちのPCを中古で買って使うことが多いので、そういうのを如実に感じる。
何故これを誰も問題にしてないのか判らん。今までMSは富豪的プログラミングでさんざんやってきた。それにとってつけたように軽量OSを出せるわけがない。そういう方向性が向いてない。 10Xの中止はもはや予定調和なのだ。8時だよ全員集合!の洗面器だ。
昨今のwindowsが重たいのは、UIとOSの癒着、そしてマイクロカーネル設計のせいだろうと解釈してる。
MSにはNT/XP以降マイクロカーネルを採用して、格段に安定するようになった。が、格段に重くもなった。同じマイクロカーネルでも、macOSのような実用例はあるし、BeOSの様な軽量快適なOSも実在する。後者は売れなかったけどな。
MSが抜きん出てマイクロカーネル実装がヘタクソだったと思うしか無い。
一方、UIとOSの癒着はw3.1から始まって10の今でもまるで解消する気配がない。何故なら、MSのOSはつい最近までオフィスソフト起動用デスクトップPC抱き合わせOSだったからだ。
消費者にそういう売り方をしてきたし、事実MSにとってもそうであった。 10Xの頓挫は、今までそれでやってきたツケだ。
未だに「定期的にクリーンインストールしましょう」とか言われてんの本当に草。