2015年9月14日月曜日

集団防衛権反対運動のアイドル

ふと思いついて、我ながら腑に落ちたので書き留めておく。
  • SHIELDSは、集団防衛権反対のアイドルだったのだ。
  • 街頭デモンストレーションは、コンサートだったのだ。
  • バリケードを押しのけながらの行進なぞまさしくフーリガン。

そう考えると、彼らの異様な影響力の強さに合点がいこういというものだ。 なんらかの組織が関与しているとか言われてるが、ソイツらはプロデューサーってところだろうか。

テレビ番組に出て簡単に論破されたの言われてるが、馬鹿な振りをするのもアイドルの仕事だろう。(別に弁護しているわけではない)

そのアイドルはついに中央公聴会までたどり着いた。

シールズの学生ら「公述人」に 15日に安保中央公聴会 http://blogos.com/article/133848/

参院平和安全法制特別委員会は14日の理事会で、安全保障関連法案をめぐる15日の中央公聴会で意見表明する「公述人」として、法案に反対する大学生らの グループ「SEALDs(シールズ)」の中心メンバーで明治学院大4年の奥田愛基さんや、白石隆政策研究大学院大学長(政治学)ら6人を招くと確認した。

肝心の発言については、書き取ってくれた人が居る。ありがたや。

http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/15/sealds-okuda-aki-speech_n_8138032.html

問題の公聴では、「頭の悪そうな発言」とされているが、小生はまあそこは余り問題にはしない。


  • 学生だからあんな物だろう
  • 日本の民主主義モドキが機能していると思ってない

じゃあ果たして、「頭の良さそうな発言」とは何なのか。

おときた駿氏もブログで語ってる。

新潟弁護士会「おかしいだろ、これ」少なきは多くを語るの好事例! http://otokitashun.com/blog/daily/8790/

これの何が画期的かと言うと、とかく政治絡みの「声明・意見書」というものは
暗黙の了解で堅苦しいフォーマットみたいなものがあり、
「現代を取り巻く法環境は、歴史上かつてない状態である云々かんぬん」
「我々◯◯は、立憲主義を守る立場から一貫して××を主張してきたどーたらこーたら」
みたいなことが延々と書かれるのが慣習・通例となっており、
結局のところ「身内しか読まないんじゃないの?これ」というのになりがちなもの。
その常識をすべて覆した、それも弁護士会という組織がそれを行ったのは、
業界史に残る歴史的な出来事ではないでしょうか。

実はこれ、議員・政治家の議会質問・議会発言なんかも一緒なんですよね。
質問に「ハク」をつけるために、貴重な持ち時間を使って
社会情勢や自己の政治信念を滔々と語らなければいけない雰囲気があります。
これを誰が言い出したか、業界用語で
「祝詞(のりと)をあげる」
といいます(※東京都議会だけなのかも?)。
現役議員がこういう発言をするのは痛快。

実際、賛成派の答弁も同じく記録が残ってるが、どれもこれも何がいいたいのか判らない。

  • 我が国をとりまくどーたらこーたら→それは報道で知ってるよ