2012年7月28日土曜日

日本の夏。昭和の夏。平成の夏

最近暑いですね。
夏と言えば、薄着、半袖、だと大半の人は未だに考えてると思いますが、
正直コレ、昭和の発想です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E6%B8%A9
25度以上を「夏日」と言うらしい。
しかし最近では、もう6月前後からそんな感じなわけです。
#ちなみに、冬場のエアコンの設定温度がこのぐらいの人も結構いるようです。
#夏日ですよ。夏日。
6月といえば、日本古来では梅雨だったはず。

30度以上を「猛暑日」と言うらしいですが、
昨今ではまだ7月だというのに40度を越えちゃってる土地もあります。
毎日が猛暑日とか、インフレも甚だしいと思いませんか?

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_jpn.html
気象庁の発表の、気温の推移を見ると、
ここ20年で、たったの1度上がっただけ??に見えますが、安心は禁物。

猛暑日が増えてるらしい。
http://weather.livedoor.com/mame/8-5.html

それに気象庁の気温測定は、実は日陰でやっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E8%91%89%E7%AE%B1
要するに、直射日光を勘定に入れてません。しかしここが凄く重要です。

大気というのは実は、断熱材としては最強に近いのです。
ダウンジャケットが暖かい理由を想像してみればいい。
羽毛で広げた空間に、大気を蓄えて、人間の体温を保持しているからです。

その断熱材クラスの大気を、40度まで加熱してる奴が誰か居る、ということです。
答えは簡単。アスファルトですね。

湯を沸かすのを思い出してほしいのですが
流体を40度に温めるには、40度では足りません。

この季節のアスファルトは、計って見ました。50度あります。
アスファルトを50度まで加熱するのは?もちろん太陽しかありません。

ちょっとした熱線兵器ですよコレ。

それほどの熱線を浴びてるのに、人間が無事なわけがない。
これが小生の主張です。

最初の話に戻ると、「夏に半袖」は、
「太陽熱を十分に放熱できる程度の、低い気温の夏」を想定してるわけです。

気温30度を越えたら、黄色人種は半袖を着てはいけません。
厳密には、着てもいいですが、日傘が必要でしょう。

小生の勤務先近くでも、ようやく数人見かけるようになりました。日傘の男性。アルミ蒸着してる感じの、いかにも「遮熱用」って感じですね。

小生は、マリンスポーツ用の紫外線対策パーカを使っていて概ね快適ですが、なんと黒のショルダーバッグのストラップが、最寄り駅までの徒歩数分で蓄熱して、結構熱くなります。

直射日光を舐めてはいけません。

おっと、太陽が悪者みたいになっちゃいましたが、地球の生物として何億年もお世話になっておいて、今更逆ギレもないですね。活用できてない現代地球人が悪いのでしょう。