2010年12月26日日曜日

Goldendance AUDIO BONE AQUA

骨導式ヘッドフォンです。筆者は、3年ほどまえから愛用してます。

興味をもつひとは結構多いみたいですが、不適切な使い方をして文句を言ってる人も多いので、製品を擁護しておきます。

これは本質的に「音楽に没入しないためのヘッドフォン」です。

音質云々を言うのは間違ってるのですよ。

  • 通勤中に音楽を聞いてる人、多いですよね。
  • 電車の中、歩行中。
  • さらには自転車に乗りながら。これは心底危ないです。
  • もしくは何かしらの作業中。
  • 自宅で勉強しながら、
  • 比較的「自由な」職場では仕事をしながら。

これ以外のシチュエーションでの運用は除外した方が良いでしょう。

最後の、「自由な職場」は「自由」とはいえ、同僚に呼ばれても気づかないんじゃ迷惑を掛けます。

そこで骨導式です。鼓膜が暇なので、回りの音が鮮明に聞こえます。

聴くときのコツは、「骨に当てること」。これ判ってない人多いです。
コメカミに当てる、って人居ましたが、大間違いです。
いやいや、その骨はもっと下まで続いてますよね。

具体的には、頬骨の頂点からそのまま耳たぶまで、で、骨が終わる直前あたり。
モミアゲを伸ばしている人にはちょっとアレな箇所です。

ちゃんと使ってる人も居るじゃありませんか。
http://ameblo.jp/noporin/entry-10157279503.html

装着者には、かなり斬新な聞こえ型をしているので
音漏れを心配する声は多いですが、
http://bbs.kakaku.com/bbs/20462211092/#6983837
基本的にはほとんど漏れないと思って良いです。

嘘だと思ったら、再生中に外して、耳から遠ざけてみればいい。

漏れるとしたら、接触箇所のモミアゲの毛で共鳴してのことです。

問題の製品、AUDIO BONE AQUAは、骨導式では安価な部類ですが、
アンプを内蔵してないが故ではあります。
ポータブルオーディオのイヤホン端子では電力不足でしょう。

基本的には、ボリュームMAX付近で使うものだと思ってください。
世間一般の「イヤフォン」の3倍ぐらいの音量出力が必要です。

とは言え、至近距離で怒鳴るモノ(カナル式)が無いので、
長時間聴いても全く疲れません。

鼓膜ってのは多分、
大音量で音楽を聞くには感度が良すぎるのでは無いでしょうか。
だって、本来、微弱な空気振動をキャッチするための装置ですよ?

ヘッドフォンステレオの聴き過ぎで、難聴になる、なんてアホな話もあるらしい。
http://health.goo.ne.jp/column/healthy/h003/0084.html
いやアホでしょソレ。