「めだかボックス」 原作:西尾維新
週刊少年ジャンプでの連載が終わって久しいですが。
かなり肩透かしなフィナーレでした。
めだかの退学を送別するために、歴代出演者達が立ちはだかるイベント。あー、こういう人いたいた、と読者に復習させる一方、花のカードの裏に各自のメッセージが挟まっていて、それぞれのキャラ付けで台詞を考えてる。球磨川と安心院の分は、まだ戦ってないので埋まらず。しかもそのシーンは端折られてしまい、翌新学期。いきなり、理事長本人として現れる黒神めだか。
最終章は、いきなり10年を吹っ飛ばし、すっかり成人になった主要メンバー登場。めだかは元より、プラスマイナス問わず、全員ほとんどスキルが使えなくなっていた。しかも、「満たされるもので、失うものもある」という、今までの物語展開すべてをひっくり返すオチ。
週刊少年ジャンプの全ての読者に、老若男女とわず、「いい加減、オトナになれよお前ら」と言ってるようでもある。
とはいえ、お蔭さんで長期連載であったにも関わらず、まったく余韻も後味も残さず、読者は新連載を楽しめます。見事といえば見事なのか。
2013年5月19日日曜日
2013年2月27日水曜日
めだかボックス 182箱、183箱
いよいよ何処に向かってるのか判らない本作。
最後の最後に立ちはだかったのが、贄波生煮。かと思ったら実は影武者、ゆずりはさんのスタイルで、贄波に「互換」していて、その間に、童幼のスタイルで死体から生き返った善吉。結局、漆黒姻関係者では、半袖の気持ちも、言彦の気持ちも判らず、スタイルなぞ通じるわけがない。という見解。善吉が真に最後の切り札となったらしい。
そして、贄波がスタイルを「振動」で善吉に伝術する。便利だなオイ。立ち位置がよくわからない贄波だったが、なんかたまに安心院さん?と思わせる表情&言動を覗かせる。贄波も、悪平等の「端末」の一人だったのか?めだかちゃんを倒すの倒さないの言ってたことが懐かしく、すっかりサポーターの立ち位置の安心院さん。
そして最後の最後に立ちはだかった善吉。逆態接続を引っさげての登場。までは良かったが、右腕を捨てて、実際に言彦(小)の攻撃で善吉の右腕が肩からブチ切れたが、その隙を突いての蹴り!。※おおこれは、名作HUNTER×HUNTERのグリードアイランド編末期、ゴンがゲンスルー戦で見せた、捨て身の一矢。ちげーよ。
その蹴りの刹那、言彦(小)が、肉体の支配を半袖に戻したため(え、出来るの?)、ぽきゅーん顔に戻る不知火。そのため躊躇して蹴りを止めてしまう善吉。千載一遇のチャンスを逃したか?!?に見えたが、その支配を戻した一瞬で、不知火が腕の支配を強奪して、水からの顔面に「非可逆のデストロイヤーパンチ」。※これ不知火も無事じゃないよね。
とはいえ、言彦(大)の魂のようなものが崩れていく描写。魔王が消えていく的なアレですよ。
勝ったには勝ったが、「そして誰もいなくなった」状態になりそうな本作。善吉も、童幼のスタイルが切れたら死体に逆戻り。漆黒姻関係者も瀕死だし所詮は、梟博士の部下。肉体だけは無事だったはずの半袖も、デストロイパンチをまさかの顔面に受けて、顔面どうなっちゃうの?
しかし183話のヒキで、半分になってる梟博士のアップ。まさかまだ生きていらっしゃる?
最後の最後に立ちはだかったのが、贄波生煮。かと思ったら実は影武者、ゆずりはさんのスタイルで、贄波に「互換」していて、その間に、童幼のスタイルで死体から生き返った善吉。結局、漆黒姻関係者では、半袖の気持ちも、言彦の気持ちも判らず、スタイルなぞ通じるわけがない。という見解。善吉が真に最後の切り札となったらしい。
そして、贄波がスタイルを「振動」で善吉に伝術する。便利だなオイ。立ち位置がよくわからない贄波だったが、なんかたまに安心院さん?と思わせる表情&言動を覗かせる。贄波も、悪平等の「端末」の一人だったのか?めだかちゃんを倒すの倒さないの言ってたことが懐かしく、すっかりサポーターの立ち位置の安心院さん。
そして最後の最後に立ちはだかった善吉。逆態接続を引っさげての登場。までは良かったが、右腕を捨てて、実際に言彦(小)の攻撃で善吉の右腕が肩からブチ切れたが、その隙を突いての蹴り!。※おおこれは、名作HUNTER×HUNTERのグリードアイランド編末期、ゴンがゲンスルー戦で見せた、捨て身の一矢。ちげーよ。
その蹴りの刹那、言彦(小)が、肉体の支配を半袖に戻したため(え、出来るの?)、ぽきゅーん顔に戻る不知火。そのため躊躇して蹴りを止めてしまう善吉。千載一遇のチャンスを逃したか?!?に見えたが、その支配を戻した一瞬で、不知火が腕の支配を強奪して、水からの顔面に「非可逆のデストロイヤーパンチ」。※これ不知火も無事じゃないよね。
とはいえ、言彦(大)の魂のようなものが崩れていく描写。魔王が消えていく的なアレですよ。
勝ったには勝ったが、「そして誰もいなくなった」状態になりそうな本作。善吉も、童幼のスタイルが切れたら死体に逆戻り。漆黒姻関係者も瀕死だし所詮は、梟博士の部下。肉体だけは無事だったはずの半袖も、デストロイパンチをまさかの顔面に受けて、顔面どうなっちゃうの?
しかし183話のヒキで、半分になってる梟博士のアップ。まさかまだ生きていらっしゃる?
2013年2月11日月曜日
めだかボックス 181箱
何処に向かってるのかまったく判らない本作。
不知火半袖と仲直りした、までは良かったが、超人めだかが心停止にまで追い込まれ、つつも「安心院さんの部屋」で母親と対面して、スタイルを使って肉体を振動させ血液を送り出し奇跡の復活、
後ろから黒神ファイナルを決めて、言彦(大)の肉体を破壊できて、逆転勝利。のつもりが、言彦が半袖に憑依(?)してしまう。「「言彦」に成る」が何処までなのか判らなかったが、とりあえず角が生えて、腕が黒くなる。前の肉体は、「100年以上酷使」してたらしい。半袖の肉体を「生粋の不知火の体」と言っていたので、肉体の性能を「言彦の存在」が勝手に引き出すのかも。
見た目ほとんど「不知火半袖」のままで、いきなり人格が切り替わるとは意表を突かれました。本人の意志はどうやら関係なさそう。どこまで関係ないのかは判りません。
かなり完膚なきまでに叩き潰された主人公一家。めだかはボロボロになりつつもしがみ付くが、その怨念めいた有様が、逆に言彦(小)に得も言われぬプレッシャーを与えます。言彦(小)をして、「この化け物が!!」と言いながら、めだかの腕を足蹴にするぐらいに。お前にいわれたかねーよ。
最後の最後、なんとほぼ無傷で立ち上がったのは、贄波生煮。仲間でも友達でもなく、ただの「受け狙い」で、言彦(小)の後ろに立ちはだかる。逆態接続とやらのスキルを使う彼女。実はフツーに最強臭い。事実、巨大な空母も真っ二つ。
つい最近までボケ担当をさせつつ、サラッと良いところを持っていかせる。流石は西尾維新。なのか? 持っていけるかどうかは次週次第ではありますが。
幾つか、伏線っぽい発言がありますが。「全てを失っても戦い続けるなど。もう人間じゃない。安心院なじみ同様の、人外でしかなくなる」 コイツは、めだかが人外として復活を遂げてしまうことの暗示か??
半袖本人の人格もどうなったのか? 言彦の直前の記憶まで引き継いでるところを見ると、綾波レイ的なシステム(?)を思いだします。複数の肉体に魂は一つ。しかし、直前の本人の感情まで引き継いでるので、憑依と言った方が近いかも知れません。憑依だったら宿主の魂は無事な筈ですが、「とって変わる」って話ですし。不知火+言彦のシステムは、謎が多いですな。ネタにマジレスカコワルイ。
一方、不知火家の宗家であるはずの半纏はどうする気なのか?不知火の里で、めだか一行を助けたときは、装甲車を言彦(大)に当てたときに運転していたのが彼ですが、「言彦に車を当てる」自体がただ事ではないらしい。流石はオリジナル不知火。「不知火+言彦のシステム」を越える手段も持っていそうです。
不知火半袖と仲直りした、までは良かったが、超人めだかが心停止にまで追い込まれ、つつも「安心院さんの部屋」で母親と対面して、スタイルを使って肉体を振動させ血液を送り出し奇跡の復活、
後ろから黒神ファイナルを決めて、言彦(大)の肉体を破壊できて、逆転勝利。のつもりが、言彦が半袖に憑依(?)してしまう。「「言彦」に成る」が何処までなのか判らなかったが、とりあえず角が生えて、腕が黒くなる。前の肉体は、「100年以上酷使」してたらしい。半袖の肉体を「生粋の不知火の体」と言っていたので、肉体の性能を「言彦の存在」が勝手に引き出すのかも。
見た目ほとんど「不知火半袖」のままで、いきなり人格が切り替わるとは意表を突かれました。本人の意志はどうやら関係なさそう。どこまで関係ないのかは判りません。
かなり完膚なきまでに叩き潰された主人公一家。めだかはボロボロになりつつもしがみ付くが、その怨念めいた有様が、逆に言彦(小)に得も言われぬプレッシャーを与えます。言彦(小)をして、「この化け物が!!」と言いながら、めだかの腕を足蹴にするぐらいに。お前にいわれたかねーよ。
最後の最後、なんとほぼ無傷で立ち上がったのは、贄波生煮。仲間でも友達でもなく、ただの「受け狙い」で、言彦(小)の後ろに立ちはだかる。逆態接続とやらのスキルを使う彼女。実はフツーに最強臭い。事実、巨大な空母も真っ二つ。
つい最近までボケ担当をさせつつ、サラッと良いところを持っていかせる。流石は西尾維新。なのか? 持っていけるかどうかは次週次第ではありますが。
幾つか、伏線っぽい発言がありますが。「全てを失っても戦い続けるなど。もう人間じゃない。安心院なじみ同様の、人外でしかなくなる」 コイツは、めだかが人外として復活を遂げてしまうことの暗示か??
半袖本人の人格もどうなったのか? 言彦の直前の記憶まで引き継いでるところを見ると、綾波レイ的なシステム(?)を思いだします。複数の肉体に魂は一つ。しかし、直前の本人の感情まで引き継いでるので、憑依と言った方が近いかも知れません。憑依だったら宿主の魂は無事な筈ですが、「とって変わる」って話ですし。不知火+言彦のシステムは、謎が多いですな。ネタにマジレスカコワルイ。
一方、不知火家の宗家であるはずの半纏はどうする気なのか?不知火の里で、めだか一行を助けたときは、装甲車を言彦(大)に当てたときに運転していたのが彼ですが、「言彦に車を当てる」自体がただ事ではないらしい。流石はオリジナル不知火。「不知火+言彦のシステム」を越える手段も持っていそうです。
2012年11月24日土曜日
「めだかボックス」 第171話 要するに、善吉の奇妙な冒険 だった件
アニメも好調(?)、前期シナリオなので「否」も絶好調。
いやしかし、ストーリー回しの絶妙さ(?)で気づきませんでしたが、要するにこの漫画
「めだか&善吉の奇妙な冒険」
だったんですね。
鶴喰梟博士が居たはずの病院跡地、の筈が本人が居て、閉じ込められる半袖。続々追い付く関係者。スタイル使い最初の刺客が、童謡(幼)使い、寿常套。なんと肉体が若返って、今幼児体型。ってこの理不尽さはまるでスタンド攻撃じゃねえか。
ダメージを他者にぶつけるとか、肉体的記憶を掘り起こすとか、言われてみれば、全部スタンド攻撃っぽい。ジョジョの奇妙な冒険の開拓した素晴らしいパラダイムです。「理不尽な現象を起こせる」 柔よく剛を制す。だけじゃなくて、更に「よく判らないモノ」が加わって、三すくみ状態って奴が成立してるわけです。
まさしく、事実上ほとんど最強の筈の、安心院なじみは、ついこの前まで、球磨川禊に封印されてた訳ですよ。これらのシナリオ回しは、オーソドックスな「努力友情勝利バトルコンテンツ」へのアンチテーゼである気さえしてきます。
で、接近すると弱体化させられる系といえば、本家ジョジョの奇妙な冒険では、近付けば近付くほど、体が小さくなるってスタンド有ったよね。ストーンオーシャン編のキーパーソン、スタンド兼赤ん坊だったか。「横に落ちる」「時間が加速する」神父のスタンド攻撃も含めて、あの絶望感は凄かったです。ただの攻撃力ではどうにもならない感。結局、アレ自体は撃退できてないしね。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの「妙」は、主人公の強さを「本人」じゃなくて「スタンド」に移したことですね。本人が単純に頑張るだけじゃどうにもならんわけです。※もちろんジョースター家は、心の強さも持ってたりするわけですが、そんなポエムな話はここではしてません。制圧力的な話ね。
ブリーチ及びワンピースの「失敗」は、主人公が生身(みたいなものでしょ)で強くなるしかない、というパラダイムでしょう。いずれも今更、巨大ロボとか出せません。
前者については、愛染の鏡下水月の「幻影を見せる」も搦め手として非常に面白かったのですが、逆転の方法論として、「実は本人が単純に強い」「次から次への援軍が現れる」に必ず落ち着いてしまう。さっきの決め台詞何だったのっていう。これワンピースもですけどね。
このままでは遺憾、と思ったのかどうか、主人公を何度か弱体化させてますけど、結局さらにパワーアップしちゃってるし。ついに斬魄刀は折れちゃったけど、どうせ直るんでしょう?一護だけは特殊らしいから。便利だな主人公。
後者は、海王族だかってのが居なくもないですが、戦闘参加はしないで傍観してるだけ臭いし。ひと睨みでなぎ倒されて、その後は解説にまわるザコ群要らねえですよ。
いやしかし、ストーリー回しの絶妙さ(?)で気づきませんでしたが、要するにこの漫画
「めだか&善吉の奇妙な冒険」
だったんですね。
鶴喰梟博士が居たはずの病院跡地、の筈が本人が居て、閉じ込められる半袖。続々追い付く関係者。スタイル使い最初の刺客が、童謡(幼)使い、寿常套。なんと肉体が若返って、今幼児体型。ってこの理不尽さはまるでスタンド攻撃じゃねえか。
ダメージを他者にぶつけるとか、肉体的記憶を掘り起こすとか、言われてみれば、全部スタンド攻撃っぽい。ジョジョの奇妙な冒険の開拓した素晴らしいパラダイムです。「理不尽な現象を起こせる」 柔よく剛を制す。だけじゃなくて、更に「よく判らないモノ」が加わって、三すくみ状態って奴が成立してるわけです。
まさしく、事実上ほとんど最強の筈の、安心院なじみは、ついこの前まで、球磨川禊に封印されてた訳ですよ。これらのシナリオ回しは、オーソドックスな「努力友情勝利バトルコンテンツ」へのアンチテーゼである気さえしてきます。
で、接近すると弱体化させられる系といえば、本家ジョジョの奇妙な冒険では、近付けば近付くほど、体が小さくなるってスタンド有ったよね。ストーンオーシャン編のキーパーソン、スタンド兼赤ん坊だったか。「横に落ちる」「時間が加速する」神父のスタンド攻撃も含めて、あの絶望感は凄かったです。ただの攻撃力ではどうにもならない感。結局、アレ自体は撃退できてないしね。
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの「妙」は、主人公の強さを「本人」じゃなくて「スタンド」に移したことですね。本人が単純に頑張るだけじゃどうにもならんわけです。※もちろんジョースター家は、心の強さも持ってたりするわけですが、そんなポエムな話はここではしてません。制圧力的な話ね。
ブリーチ及びワンピースの「失敗」は、主人公が生身(みたいなものでしょ)で強くなるしかない、というパラダイムでしょう。いずれも今更、巨大ロボとか出せません。
前者については、愛染の鏡下水月の「幻影を見せる」も搦め手として非常に面白かったのですが、逆転の方法論として、「実は本人が単純に強い」「次から次への援軍が現れる」に必ず落ち着いてしまう。さっきの決め台詞何だったのっていう。これワンピースもですけどね。
このままでは遺憾、と思ったのかどうか、主人公を何度か弱体化させてますけど、結局さらにパワーアップしちゃってるし。ついに斬魄刀は折れちゃったけど、どうせ直るんでしょう?一護だけは特殊らしいから。便利だな主人公。
後者は、海王族だかってのが居なくもないですが、戦闘参加はしないで傍観してるだけ臭いし。ひと睨みでなぎ倒されて、その後は解説にまわるザコ群要らねえですよ。
2012年10月28日日曜日
めだかボックス 第162話~
「否」って言う人が激減して久しい、週刊少年ジャンプ連載 「めだかボックス」読んでますよ。
漆黒園編が割とアッサリ終わったな、と思ったら、どうやらここまでのお話は、黒神めだかが、人間の心を理解するための試練にすぎなかったという。しかもそれが、不知火半袖との別れであったという。
プラスだのマイナスだの悪平等だの言ってるうちが、よほど平和だったことが良く分かりました。
漆黒園では、なんと別系統のスキル(?)、「スタイル」が登場。どう違うのか判りませんが、西尾維新氏は、言葉遊びがお好きなようですから、突っ込むだけ無意味か。しかもなんと、言霊の力で、自然界にすら関与できるという。誰かさんのマイナスより、よっぽど「魔法」じゃねえか。
現在進行中の不知火編。
既に話は進んで、不知火半纏本人より、その秘密が語られるわけですが、常に後ろを向いていた彼もまた、長生きでしかも美形。
漆黒園編が割とアッサリ終わったな、と思ったら、どうやらここまでのお話は、黒神めだかが、人間の心を理解するための試練にすぎなかったという。しかもそれが、不知火半袖との別れであったという。
プラスだのマイナスだの悪平等だの言ってるうちが、よほど平和だったことが良く分かりました。
漆黒園では、なんと別系統のスキル(?)、「スタイル」が登場。どう違うのか判りませんが、西尾維新氏は、言葉遊びがお好きなようですから、突っ込むだけ無意味か。しかもなんと、言霊の力で、自然界にすら関与できるという。誰かさんのマイナスより、よっぽど「魔法」じゃねえか。
現在進行中の不知火編。
- 変なクイズに邪魔されつつも。
- 不知火家の「帯」が登場。和服の、アレ年齢不詳。まさか性別も不詳。
- 半袖には邂逅。本人は、泣きながらも、箱庭学園への思慕を募らせるが
- 半袖の思い入れが強すぎて、学園の象徴である生徒会長=善吉の記憶を消せなかった。
- 不知火帯が「声を掛けておく」と言っていた、獅子目言彦登場
- しかも帯を振り回して、
- 壁をぶち破り
- そのまま半袖も吹っ飛ばす
- 安心院さんが、「15秒だけ時間を稼いでやる」「逃げろ」と言うほどの相手は果たして??
- なんと安心院さんが、その昔、絶対に勝てなかった、ただの一人だという。
- スキルを無効にするスキルとでもいうか、
- 彼に与えられたダメージは絶対に回復しないとか。
- どゆこと?
既に話は進んで、不知火半纏本人より、その秘密が語られるわけですが、常に後ろを向いていた彼もまた、長生きでしかも美形。
- 不知火一族は、実は半纏本人から判れた種族。お互い認知はしているが、不干渉。
- 半纏が「スキルを作るスキル」を持っていたことからも、実は不知火も常人とは言い難く。
- なんと、獅子目言彦 に成り代わる「お役目」を持ち、次期が半袖本人であった。
- しかも獅子目言彦は実在(劇中)のヒーローですらなく、劇中劇を不知火家が、「再現」していたという。
2011年12月16日金曜日
「否」とか言う高校生はいねえよ めだかボックス
西尾維新さんと言えば、めだかボックスです。集英社 週刊少年ジャンプ連載
全体的ストーリは流石だとは思いますが、台詞回しがクドイんですよね。
登場人物の大多数が「否」とか言っちゃうあたり。
いや、言わないでしょう。高校生なんだから。
いたら気持ち悪いですよ。引きますよ。高校生なんだから。
未成年のセンスじゃねえですよ。
「齢100歳の経済界のドン」の台詞ですよ。そんな人は知りませんが。
もしくはアンチスパイラル。
いくら原作があるとはいえ、編集か作画のどっちかが突っ込めよと思うのですが、
これも西尾維新のキャラとして定着してるのでしょうか?
最近は改善してきたのか、124話にして久しぶりに主人公が言いました。
台詞回しはともかく、めだかボックス自体は、ヒロインがラスボスになるという展開に割と関心しては居ます。予想できなくもなかったですけどね。
月刊アフタヌーンで、零崎双識のなんちゃらが始まりました。
作画のシオミヤイルカさんとやらの作風はあまり好きじゃないですね。
主人公の女子があまり可愛くない。
原作はこれまた西尾維新さんですが、正直、あまり興味がないなー。小生はもともとこういう猟奇殺人対決があまり好きではないらしい。
全体的ストーリは流石だとは思いますが、台詞回しがクドイんですよね。
登場人物の大多数が「否」とか言っちゃうあたり。
いや、言わないでしょう。高校生なんだから。
いたら気持ち悪いですよ。引きますよ。高校生なんだから。
未成年のセンスじゃねえですよ。
「齢100歳の経済界のドン」の台詞ですよ。そんな人は知りませんが。
もしくはアンチスパイラル。
いくら原作があるとはいえ、編集か作画のどっちかが突っ込めよと思うのですが、
これも西尾維新のキャラとして定着してるのでしょうか?
最近は改善してきたのか、124話にして久しぶりに主人公が言いました。
台詞回しはともかく、めだかボックス自体は、ヒロインがラスボスになるという展開に割と関心しては居ます。予想できなくもなかったですけどね。
月刊アフタヌーンで、零崎双識のなんちゃらが始まりました。
作画のシオミヤイルカさんとやらの作風はあまり好きじゃないですね。
主人公の女子があまり可愛くない。
原作はこれまた西尾維新さんですが、正直、あまり興味がないなー。小生はもともとこういう猟奇殺人対決があまり好きではないらしい。
2011年10月6日木曜日
そして再びフラスコ計画へ?「めだかボックス」
誰が主人公だかよく判らなくなって来ました、めだかボックス。
安心院なじみ の策略により、善吉は めだか の傍らに居づらくなってしまう。阿久根が名前で呼ばれるようになったのとは対照的。その阿久根は「ただ全力であれば良い」と解釈してましたが、それをそのまま善吉には適用できないでしょう。いや出来るのか?
安心院の策略は、善吉にフラスコ計画の実験台になれ。ということ。
すっかり無くなったもんだと思ってました。不知火 袴さん(理事長)もそのつもりでしょう。
安心院の存在があればこそ。だと解釈できます。創始者だって言う話ですし。
確かに「善吉の友人」の半数は、元13人の13人、もしくは過負荷。不知火半袖、黒神まぐろ、黒神くじら(名瀬 夭歌)、宗像 形、江迎 怒江。彼らの尽力があればあるいは可能かもしれない。しかもどうやら会話を聞くに、応援方向らしい。全員、親しみを込めて、あんしんいんさん、と呼んでるしね。
今週号は、善吉の葛藤に終始しましたが、果たしてどんな結論を出すのか?
うーん、よく判らん方向に行ってしまったな。
安心院なじみ の策略により、善吉は めだか の傍らに居づらくなってしまう。阿久根が名前で呼ばれるようになったのとは対照的。その阿久根は「ただ全力であれば良い」と解釈してましたが、それをそのまま善吉には適用できないでしょう。いや出来るのか?
安心院の策略は、善吉にフラスコ計画の実験台になれ。ということ。
すっかり無くなったもんだと思ってました。不知火 袴さん(理事長)もそのつもりでしょう。
安心院の存在があればこそ。だと解釈できます。創始者だって言う話ですし。
確かに「善吉の友人」の半数は、元13人の13人、もしくは過負荷。不知火半袖、黒神まぐろ、黒神くじら(名瀬 夭歌)、宗像 形、江迎 怒江。彼らの尽力があればあるいは可能かもしれない。しかもどうやら会話を聞くに、応援方向らしい。全員、親しみを込めて、あんしんいんさん、と呼んでるしね。
今週号は、善吉の葛藤に終始しましたが、果たしてどんな結論を出すのか?
うーん、よく判らん方向に行ってしまったな。
2011年9月28日水曜日
「めだかボックス」邪道バトル
週刊少年ジャンプ連載 めだかボックス 作画:暁月あきら 原作:西尾維新
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
連載115を数える本作ですが、正直関心させられました。
一体どこまでが予定だったのか?
●第0部?
最初は、「超人」黒神めだかが、某学園の生徒会長に就任しての学園ドラマ。
と思わせつつ。いや実際そうだったのかも知れませんが。副会長を除く4人が集まったあたりで、対向組織の存在が勃発。人間関係ってウゼー。その周囲を暗躍する理事長の孫、不知火半袖。
●第1部?
超人クラスの一人、雲仙冥利を倒してしまったことにより、学園の深部に、人間の性能を極限まで追求したフラスコ計画とやらが存在する事を知る。
しかし、その到達点では、学園全校生徒を危険にさらす可能性があると知り、フラスコ計画を潰すことを決意する。要するにバトル編突入。
学校の時計台地下が、実はフラスコ計画の実験場であるというビックリ設定。生徒会の面々はフラスコ計画を潰す。と銘打って時計塔地下に侵入する。その過程で、何人かの異能連中「十三組の十三人」を撃退するが、その中の一人が、黒神兄妹の実の姉、黒神くじらであったり。肝心のめだかが、洗脳されてしまったりと色々。
冒頭で、時計台のパスワードが善吉の誕生日であったことにより、人吉善吉が、異能の一人ではないかという示唆がある。これについては115話のいまだ明らかになっていない。
●第2部? 過負荷(マイナス)十三組
学園長は、実は第2部?冒頭で早々とフラスコ計画の失敗を予感しており、別の手を用意していた。それが、マイナス十三組。マイナス十三組は、現生徒会に副生徒会長がいないことを理由に、退陣を勧告する。しかもマイナス十三組が生徒会になり変わった時は、「全校生徒に4足歩行を強制する」等の宣告をして、精神的負担を強いる。過負荷は異能もさることながら、「対峙した相手の心を折る」という資質も持ってる。その中には、不知火半袖の姿もあり、実は何某かのスキルを持ってるらしい。
しかし、黒神の機転で、武力勝負の機会を与えられる。つまりバトル編突入。
プラス十三組が正の異能であるとすれば、負の異能。ただの努力では説明の出来ない能力が目白押し。極めつけは、球磨川禊の能力、「(因果律に関わり)物事をなかったことにする」。
この能力で、外傷を元通りにするのみならず、善吉の視力も「なかったことに」してしまう。(ただしこれは、善吉が夢で出会った少女に関与により、別の能力を与えられ、第3勢力の存在を示唆する。)
球磨川は、最後に黒神と「納得いくまで」戦うことを望み、結局負けるのだが、それが彼に「幸せ」を感じさせて、安心院に施した筈の封印の能力「却本作り」を緩めることになる。
ようやく邪道バトルの話です
●第3部? 悪平等(ノットイコール)
学園に現れた安心院は、1京のスキル(今までの能力群を統合した呼称)を持つというインフレ設定。箱庭学園の創始者。おまけに不老不死であるという。登場時点では、髪の毛は白、体中を数本の螺子が貫いていて、「却本作り」がある程度効いていることを示しているが、瞬間移動が使えるので、移動には苦労しないようである。
果たして勝負になるのか?と思わせる。しかし、その安心院本人が「主人公属性をもつ黒神には勝てない」と言い出す。
不老不死である安心院が、「黒神の卒業後で、じっくりフラスコ計画を再開させてもらう」と言い出したことから、黒神は自身の後継者の育成に着手し、中等部から募集を掛けるが、残ったその候補が全て、悪平等であるという。
そして、何某かの目的をもったオリエンテーションが開幕。現職生徒会と、候補生が入り乱れる。しかし第1問が解らず、冒頭早々と脱落する善吉。
オリエンテーションの終盤、サッカーゴールを担いだ安心院が現れる。片腕が自由になっていて、却本作りが順調に弱まってることを示す。ただし、完全に開放しても、やはり黒神との直接対決はしないと宣言する安心院。
115話でようやくただ一人の優勝者が決まり、大団円。
と思わせといて、未だに校庭でひとり考え込む善吉。意地を張る彼に、なんと黒神めだかは見切りを付けてしまう。殴るだけでなく、人吉庶務と呼ぶようになってしまう。これは実は安心院の策略らしく、善吉がただの一般人であることを気づかせるのが目的であったという。
ようやく筆者が関心した話ですが、
オリエンテーションでの今までの大活躍群&大団円は、全てこの「黒神めだかが、人吉善吉を見切る」を引き立てるためのものであったというところですね。
アメとムチで例えるなら、オリエンテーションの苦労がムチと思わせつつ、実は全部アメ。善吉の株を下げるのがムチであったという。それは筆者の解釈ですが。その事を黒神は知ってか知らずか。
しかし、善吉の友人を主張する数人(黒神まぐろ、くじらを含む数人)はそれを見守っており、安心院がさらに善吉に何かをしようとしてることを示唆すると同時に、どうやらその友人達はその計画に同意しているらしいこと。
一体どこに着地するのでしょう?
そういや、ある時期から、主人公が「否!」とか言わなくなったな。いや頭が良かろうが悪かろうが、高校生はこんなボキャブラリは持たないでしょう。言わないですよ普通。アンチスパイラルじゃないんだから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
連載115を数える本作ですが、正直関心させられました。
一体どこまでが予定だったのか?
●第0部?
最初は、「超人」黒神めだかが、某学園の生徒会長に就任しての学園ドラマ。
と思わせつつ。いや実際そうだったのかも知れませんが。副会長を除く4人が集まったあたりで、対向組織の存在が勃発。人間関係ってウゼー。その周囲を暗躍する理事長の孫、不知火半袖。
●第1部?
超人クラスの一人、雲仙冥利を倒してしまったことにより、学園の深部に、人間の性能を極限まで追求したフラスコ計画とやらが存在する事を知る。
しかし、その到達点では、学園全校生徒を危険にさらす可能性があると知り、フラスコ計画を潰すことを決意する。要するにバトル編突入。
学校の時計台地下が、実はフラスコ計画の実験場であるというビックリ設定。生徒会の面々はフラスコ計画を潰す。と銘打って時計塔地下に侵入する。その過程で、何人かの異能連中「十三組の十三人」を撃退するが、その中の一人が、黒神兄妹の実の姉、黒神くじらであったり。肝心のめだかが、洗脳されてしまったりと色々。
冒頭で、時計台のパスワードが善吉の誕生日であったことにより、人吉善吉が、異能の一人ではないかという示唆がある。これについては115話のいまだ明らかになっていない。
●第2部? 過負荷(マイナス)十三組
学園長は、実は第2部?冒頭で早々とフラスコ計画の失敗を予感しており、別の手を用意していた。それが、マイナス十三組。マイナス十三組は、現生徒会に副生徒会長がいないことを理由に、退陣を勧告する。しかもマイナス十三組が生徒会になり変わった時は、「全校生徒に4足歩行を強制する」等の宣告をして、精神的負担を強いる。過負荷は異能もさることながら、「対峙した相手の心を折る」という資質も持ってる。その中には、不知火半袖の姿もあり、実は何某かのスキルを持ってるらしい。
しかし、黒神の機転で、武力勝負の機会を与えられる。つまりバトル編突入。
プラス十三組が正の異能であるとすれば、負の異能。ただの努力では説明の出来ない能力が目白押し。極めつけは、球磨川禊の能力、「(因果律に関わり)物事をなかったことにする」。
この能力で、外傷を元通りにするのみならず、善吉の視力も「なかったことに」してしまう。(ただしこれは、善吉が夢で出会った少女に関与により、別の能力を与えられ、第3勢力の存在を示唆する。)
球磨川は、最後に黒神と「納得いくまで」戦うことを望み、結局負けるのだが、それが彼に「幸せ」を感じさせて、安心院に施した筈の封印の能力「却本作り」を緩めることになる。
ようやく邪道バトルの話です
●第3部? 悪平等(ノットイコール)
学園に現れた安心院は、1京のスキル(今までの能力群を統合した呼称)を持つというインフレ設定。箱庭学園の創始者。おまけに不老不死であるという。登場時点では、髪の毛は白、体中を数本の螺子が貫いていて、「却本作り」がある程度効いていることを示しているが、瞬間移動が使えるので、移動には苦労しないようである。
果たして勝負になるのか?と思わせる。しかし、その安心院本人が「主人公属性をもつ黒神には勝てない」と言い出す。
不老不死である安心院が、「黒神の卒業後で、じっくりフラスコ計画を再開させてもらう」と言い出したことから、黒神は自身の後継者の育成に着手し、中等部から募集を掛けるが、残ったその候補が全て、悪平等であるという。
そして、何某かの目的をもったオリエンテーションが開幕。現職生徒会と、候補生が入り乱れる。しかし第1問が解らず、冒頭早々と脱落する善吉。
オリエンテーションの終盤、サッカーゴールを担いだ安心院が現れる。片腕が自由になっていて、却本作りが順調に弱まってることを示す。ただし、完全に開放しても、やはり黒神との直接対決はしないと宣言する安心院。
115話でようやくただ一人の優勝者が決まり、大団円。
と思わせといて、未だに校庭でひとり考え込む善吉。意地を張る彼に、なんと黒神めだかは見切りを付けてしまう。殴るだけでなく、人吉庶務と呼ぶようになってしまう。これは実は安心院の策略らしく、善吉がただの一般人であることを気づかせるのが目的であったという。
ようやく筆者が関心した話ですが、
オリエンテーションでの今までの大活躍群&大団円は、全てこの「黒神めだかが、人吉善吉を見切る」を引き立てるためのものであったというところですね。
アメとムチで例えるなら、オリエンテーションの苦労がムチと思わせつつ、実は全部アメ。善吉の株を下げるのがムチであったという。それは筆者の解釈ですが。その事を黒神は知ってか知らずか。
しかし、善吉の友人を主張する数人(黒神まぐろ、くじらを含む数人)はそれを見守っており、安心院がさらに善吉に何かをしようとしてることを示唆すると同時に、どうやらその友人達はその計画に同意しているらしいこと。
一体どこに着地するのでしょう?
そういや、ある時期から、主人公が「否!」とか言わなくなったな。いや頭が良かろうが悪かろうが、高校生はこんなボキャブラリは持たないでしょう。言わないですよ普通。アンチスパイラルじゃないんだから。
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