2017年3月12日日曜日

サブマリン閣議

森友幼稚園で大騒ぎしてる間に、例によって通しやがった事案。

これも、政権は一般国民のことなんざどうでもよいと考えてる証左だと感じている。こういうのは サブマリン閣議 と呼ぼう。皆さんもどうぞ :)
3.11に重ねてきたのも偶然じゃないかもね :P

ソースは一応確認したけど、煽り文句が解りにくすぎるので
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1489024629
1 :海江田三郎 ★ 2017/03/09(木) 10:57:09.84 ID:CAP_USER
http://wpb.shueisha.co.jp/2017/03/08/81239/
1月20日にスタートした第193回国会。提出法案は64本と、例年に比べ半分以下になっている。

しかし、審議される法案は控えめどころか、国民生活に大きな影響を与えかねないヤバい法案がめじろ押しだ。
前回記事で紹介した「テロ等準備罪」、「長時間労働是正案」等に加え、特に注目すべき法案について解説する。

■外資に乗っ取られる日本のインフラ
心配のタネはまだ尽きない。「水道法改正」と「種子法廃止」の動きだ。アジア太平洋資料センターの内田聖子(しょうこ)事務局長が
こう危ぶむ。まず水道法から。

「小泉首相の規制緩和で、自治体は水道事業の大部分を民間に委託することが可能になりました。
しかし、全国的な民営化は今も進んでいない。その原因は水道施設の老朽化や、災害リスクなどにあります。
今、水道事業に参入しても儲けが期待できない、というわけです。
しかし、今回の水道法改正で、もし災害で水道管が破損しても、復旧費用の大部分は自治体持ちということになりました。
これにより民間企業の水道事業への参入障壁がグッと下がりました」

水道事業関係者は、こう不安を漏らす。
「日本の水道事業の資産規模は約30兆円といわれ、災害リスクが大幅減となれば、大手外資企業が狙ってくるでしょう。
そして、水道事業は地域独占的な性格が強く、民間企業が運営しても競争がないので、値下げは期待できない。
むしろ、利潤を得るために料金の大幅値上げが予測されます。
そもそも“水”という人間が生きていくには欠かせないインフラを、外資に売り渡してしまうかもしれないことに怖さを感じます」

では、種子法の廃止とは、どういう意味?
「食料自給のため、自治体などにその地域に合った作物のタネの開発・普及を義務づけていたのが種子法です。
しかし、種子法廃止が実現してしまうと、外資系の種子会社が参入し、日本のタネを独占することにもなりかねない。
なかでもアメリカの農業大手『モンサント社』の遺伝子組み換え作物は、健康被害の可能性がいまだ払拭(ふっしょく)されていない。
種子法廃止は、そうした作物のタネが日本に広まるきっかけをつくりかねないんです」(前出・内田氏)

関連
政府、水道法改正案を閣議決定
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFB06HFU_X00C17A3EAF000/

2017年3月11日土曜日

野生の歌姫 Maia Gough

恥ずかしながら小生はつい最近知った。

まずはイギリスITVが主催するタレントオーディション。

http://www.itv.com/britainsgottalent

その2015年に登場したファイナリスト。
それが Maia Gough。当時12歳の彼女だ。

http://www.itv.com/britainsgottalent/audition/could-singer-maia-gough-be-the-one-to-watch



いやもう、このポーズでネタバレなんだけどね。

当時12歳。サマードレスで現れた彼女はちょっとあどけない感じ。
笑顔からちらっと見える八重歯がカワイイではありませんか。
麦わら帽子が無いのが残念だ。

Youtubeもあります。

12歳の少女のパフォーマンスが満員の観客を魅了する。
これは伝説の放送だったのだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw

最初から見ると、審査員のインタビューからなので気の短い人は1分目から

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw&t=60

更に気の短い人には、圧巻のサビからどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=dG63_nwX8tw&t=145

Don't make me cry を歌い上げると同時に、右腕を大きく開く。

同時に起こる歓声。

曲名を聴いたときには訝しんでいた審査員も、最初のワンコーラスで目の色が代わり、このサビで顔を見合わせる。

この表情はなかなか興味深い。「感心」を通り越してる。
おそらくは「脱帽」だ。

まさかこんな大胆に歌い上げるとは夢にも思わなかっただろう。
そこで冒頭の写真を見ていただきたい。これは「貫禄」といっても良い。

何度見てもこの流れは飽きない。

自分のため、あるいは家族のため、彼女は歌うのが大好きなのだろう。それが伝わってくるようではないか。

そしてサビの Don't make me cry はもう一回ある。

思わず固唾をのんで見守る観客。来るぞ。来るぞ。来た!

今度は左腕を高く上げる。再び巻き起こる大歓声。

最期は観客も審査員も立ち上がってのスタンディングオベーション。

これほどの「貫禄」で、果たして「原石」と呼んでよいものかどうか。
本職から見たら、これはもう脱帽としか言いようがないだろう。

後日談のような動画もあがってる。
歴代ファイナリストという感じで紹介されてるように見える。
アナウンス真面目に聴いてません。聞くか....

https://www.youtube.com/watch?v=rWLLcMty9ZE

最終的には別の曲も歌うのだが。
おそらくは家の周辺散歩する姿、自室で歌う姿が映る。
自然に囲まれた田舎町と言った風情。
そういや南ウエールズと言っていた。良いところですねえ。

そこに彼女の歌声が毎日のように響き渡ってるのだろう。
町の名物。野生の歌姫。そんな光景が目に浮かぶようだ。

しかも、オイオイ美人になってるじゃねえか。
女の子が育つのは早えなあ。
歌ってる曲目は。残念ながら判りません。無念。

そして現在ではどうやらユーチューバーをやってる模様。

https://www.youtube.com/channel/UCk9q7oz8d5B4zSbEMLXhwgw

宅録のI have nothingも上がってる。

https://www.youtube.com/watch?v=ukBlO5T4N7I

バストアップしか映らないがフルコーラス。

前述のオフィシャルサイトでは、powerfull performanceと形容しているが、
それもさることながら、とにかく楽しそうに歌うなのだ。

先の番組はオーディションだったはずだが、彼女は果たしてどうするのか。
とりあえずユーチューバーなのか。

彼女の場合はこのままユーチューバーで居て欲しい気もする。

2017年3月1日水曜日

宅配ブラックは、日本の消費者の甘ったれの真骨頂

小生もアマゾン通販を多用する一人として、配達業者の激務は他人事ではない。むしろ片棒担いでる方だ。

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1601/28/news139.html

ヤマト運輸は、複数の宅配業者からの荷物を受け取れる「オープン型宅配ロッカー」の普及を目指し、仏企業と合弁会社を設立する。

独身のみならず、全ての世帯で有効だと思われる。
これがついてる賃貸を探すと+1万ぐらい変わってくる。

という記事があったのが何と1年前。

http://news.livedoor.com/article/detail/11234593/

「荷物を乱暴に投げるなど扱いが雑」「ワインが割れて箱から染み出したり、冷凍の氷が溶けて魚臭い水が漏れ出したりして他の荷物に垂れているものもありました」というのは元社員の証言。ドライバーによる「荷物の取扱い」の評判が高いだけに、客から見えない倉庫での実態が事実だとすれば、かなりショッキングです…。
この記事は何が目的なのか。クロネコヤマトがお嫌いなのか。

そもそもワイン云々については、そんなにデリケートなものなら自分で運べよと言いたい。たった数百円の送料でどこまで求めてるんだよ。

ああ単にバズりたいだけか。

実際の配送者との接触が多い人はそんなに悪い印象は持ってないと思われる。曜日によるが、だいたい同じ兄ちゃんが来るし。午前中指定をして12:50とかに来られても正直困るが、まあ事情は判らんでもないし。必然、コンビニ受け取りか、土日配送にしてもらうしかないのだが。

問題になってるのは、拠点間の長距離トラック運送のことだろう。

1:1で長距離輸送をするわけがないから、数カ所分の荷物をまとめて運ぶはずだ。一回の輸送に付き、数百個〜1000個以上の荷物を扱うであろうことは想像に難しくない。時間制限ありきの中での物量作業。丁寧にやれと言っても無理がある。ってか、文句言ってるのはその想像が出来ない奴だろう。


http://toyokeizai.net/articles/-/131274

「(長方形の)配達用保冷バッグ内の温度を確実に5度以下にするには、バッグ内の上下、左右、前後それぞれの面に計6個の保冷剤を配置する必要がありますが、温度を測ったときには保冷材は2個しか入っていませんでした。この日は、冷蔵庫から出された荷物は配達までの1時間から1時間半ほど、保冷材不足の状態のまま放置されていました」

また、同社では、このようにいったん温度が5度を超えた荷物は原則、配達はせずに、差出人に連絡を取り、指示を受けるようマニュアルで定めているが、今回、15.9~20.5度を示した荷物は、差出人の許可を取ることなく、そのまま配達されたという。

正直私は、チルド配送をあまり信頼してない。やるとしたらクロネコヤマト一択だろう。

クール宅急便で画像検索しても、配送用の専用車両が引っかかるのはクロネコヤマトだけだ。郵パックは、普通配送の車両しか見当たらないから、多分専用車は無いのだろう。冷蔵設備が無く、「保冷剤を6個」などと悠長に運用に転嫁してる時点で、「確認しないスタッフが悪い」などと言っても仕方ない。


https://www.facebook.com/yjnews/posts/1235975223140502

大手運送会社ヤマト運輸で残業代の不払いがあったなどとして、労働基準監督署が神奈川平川町支店に是正勧告。荷物の取扱量が増え、昼食時間もほとんど取れていませんでした。⇒ http://yahoo.jp/jsM2XD
この辺りからようやく、配達員の激務が話題になり始める。

電通の女性社員が亡くなったのは一緒に嘆いても、それは一時の感情に過ぎない。その証拠に送料無料!2時間以内配達!には平気で乗っかる日本の消費者。

オイオイまさか有名企業の高学歴女性なら痛ましくて、宅配ドライバーならどうなってもいいとか思ってないだろうな :(


http://blogos.com/outline/206705/

"政府は今年4月から不在時でも宅配の荷物を受け取ることができる「宅配ボックス」の普及を促すため、設置費用の半額を補助する制度をスタートさせます。再配達を少なくして、運送会社の負担を減らそうという試みなのですが、果たしてうまくいくのでしょうか。"
確かに当事者にとっては問題なのだろうけど、なぜ政府がそこに首を突っ込むのだろう?という違和感の方が強い。

頻繁に使う人なら家に居るんじゃないの?
あるいは時間指定に2分も遅れたらもう出かけちゃうとか?
そんなハードスケジュールで受け取ろうってのが間違ってるでしょ。責任転嫁もいいところだろう。

現時点でも幾つかの解決策は存在する。ヤマト等であれば局止めが出来る。取りに行く時には身分証明が必須だけど。消費者がわがままでそれを使おうとしないだけだ。

と、ここまで書いて一つ思いついた。

宅配ブラック問題は、客が「自分が順番待ち」であることを認識できれば容易に緩和するのではないだろうか?

例えばどんだけせっかちなモンスタークレイマーでも

「アナタはこの時間帯配達、1030人分の300人目のお客様です。」

とか言われば「お、おう、頑張ってくれ :( 」と思うんじゃないだろうか。

800人目とか言われた日にゃあ「ああ、御免。今日は無理かもだね。明日で良いよ :) 」とか言ってくれるかも知れない。