2011年6月21日火曜日

19時台の視聴率がどうたら

出稼ぎで忙しかったので、コレの存在を忘れてました。

誰かさんが、「19時台の民放の視聴率が一桁」とツイートしたらしいですが、10年来、殆ど無料テレビ放送を見てない(有料も見てませんが)筆者にとっては、「まだ見てる連中が居るのか」としか言いようがありません。

19時台に、家にいてテレビを見てる、って人間が果たしてどれだけ居るのか?

そもそも社会人で、その時間に帰ってる人は稀だと思いますよ。帰宅ラッシュのピークがそのくらいでしょ?であれば、家に着くのはその後。

21時ぐらいまでは、結構帰りの電車は込んでますね。であれば、20時のゴールデンタイムですら間に合わない。終電で帰る人も少なくないはずです。実際結構混んでる。
  • そういう忙しい日本人の皆さんが、
  • 放送局の時間枠に合わせて
  • テレビの前に居つづける
  • その余裕があるのか?
ありません。それだけの話でしょう。

ワンセグならケータイで見られるから通勤中でも見てね♪、とか小細工したって無駄です。
そこまでして見たいと思わせる番組を作る。って話が抜けてる。

大枚叩いて、スカイツリーなんか作らなきゃいいのに。

総務省だかのお題目的には地デジで「産業の創出」なんでしょうけど、コマーシャル収入を目的とした民放には、もうそこまでの力はありません。だって、皆さんも見てないでしょ?
私が義務教育中の時分には「テレビを見るとバカになる」なんて論調がありましたが、
言い換えれば、集中力を要さずに見られるコンテンツ、というのが良くない。

1日5時間以上、何も考えずにテレビだけを見続けてりゃ、そりゃバカにもなりますよ。
仮に教養情報番組だったら、5時間も続きませんよ。何も考えてないから続くのです。

学校の授業を考えてみたらいい。頭を使うのは疲労するものなのです。故に、視聴者を疲労させるわけにはいかない。頭を使わせる訳にはいかない。アホな番組を並べるのは、民放の宿命というか「仕様」なのです。

かく言う筆者も、当時としては「テレビっ子」と言われていた人種だったと思いますし、
アナログハードディスクレコーダ全盛期には、3台体制で録画してましたが、
それは時間があったから出来た話。今はアニメですら殆ど見ません。

比較的、時間の自由な筆者ですらそうなのだから、残業続きのアニオタサラリーマンには、アニメを「消化」する時間すらないと思われます。アニメも飽和状態ですしね。

以上、話を簡略化するために、極端な論調で述べました。